パソコンを海外に持ち出そう ホテルのネット接続術で情報マシンに大変身
海外に持ち出したパソコンを強力な情報マシンに大変身させる
パソコンは単独では、ワープロの延長程度の非力な機械ですが、インターネットに接続した瞬間に強力な通信機能を持つ情報マシン大変身します。
海外にパソコンを持ち出すケースでは、この大変身は一層劇的なものになりす。情報にうとく、言葉が通じない海外で、パソコンをインターネットに接続した瞬間、ホームページ、メール、ツイッター、Facebookなどのあらゆる情報機能を自在に操れる最強の情報マシンを確保できたことになるのです。
インターネットは、世界全体を覆う唯一の巨大ネットです。太陽は地球のどこから見ても同じであるように、インターネットは世界中のどこから接続しでも同じです。海外にいても、日本にいても、同じ方法で同じ情報にアクセスできます。
”海外モバイル”の目的は、日常のインターネットを世界中に持ち運び利用する事です。今回は、”海外モバイルの基本形”と言える、海外に持ち出したパソコンをホテルのインターネットに接続する方法を解説します。
生活に密接に係わるインターネットが、世界中で途切れなく利用できるメリットは偉大です。是非記事を参考に海外モバイルに挑戦して下さい。
- 本記事の”パソコン”とは、持ち運びが可能な”ノート型”などの小型・軽量Windowsパソコンを示しています。パソコンには、内蔵または外付けの無線LAN機能が搭載されている必要があります。
パソコンのホテルのインターネットへの接続手順
海外でパソコンをインターネットに接続する方法は様々ですが、基本形がホテルのネットを利用する方法です。この場合、パソコンだけ持ち出せば、他に機材は不要なので手軽に始る事ができます。
インターネットへの説ぞk方法は、次の流れに沿って説明します。
① ホテル選び・・勝敗を分ける重要ポイント
② ホテルフロントにて チェックイン時の必要事項・確認事項
③ 接続作業
③-A 有線方式の接続作業
③-B 無線LAN方式の接続作業
① ホテル選び・・勝敗を分ける重要ポイント 宿泊客向けインターネット設備を備えるホテルは当たり前になりましたが、 この確認は、ホテルネット予約サイトで一応可能ですが(写真下赤矢印)、 |
② ホテルフロントにて チェックイン時の必要事項・確認事項 海外ホテルでは日本と異なり、予約時に指定した事でも、いざ現地に行く このためインターネット接続可能との情報で予約したホテルだとしても、 これら確保や確認の手続きは、客室が割り当てられる前のチェックイン インターネット接続ができる客室を割り当ててもらう インターネット接続が有料の場合、有料サービス利用申請をします。 インターネットへの接続方法を確認する 1.ID または USERNAME(ユーザー名) LANケーブルの手持ちがなく、客室にも用意されていない場合は、
無線LAN方式では、次の接続情報を入手します。 無線LAN方式の接続情報 1.アクセスポイント名(SSIDまたはWiFiスポット名とも言う) また無線LAN接続後、ログインを求められる場合があります。この 無線LAN方式のログイン情報 (必要な場合のみ) |
③ 接続作業 接続作業は、ホテルのネット方式(有線方式か無線LAN方式)で内容が
|
■ 付録 ■
■ 海外でパソコンをインターネットに接続すると何が見えるのか?
この答えは簡単です。日本にいる時とまったく同じものが見えます。
インターネットのホームページもいつも通り、メール、Twitter、Facebookもいつも通り、操作も特に変わりありません。
自分のパソコンなら世界中画面の中はいつもの日本と同じ
パソコンの動きが海外でも日本と変わらないのは、インターネットが世界で只一つの存在だからです。日本・ヨーロッパ・アメリカなど、どこにいても接続先は、結局世界で只一つのインターネットなので、パソコンの動きに影響が出ないのです。
- テレビやラジオは、到達距離が限られている放送電波で送られたを、現地の番組を映したり再生するので、国や地域が違うと表示される番組が異なります。
■ 海外で自分のパソコンはまともに動くのか?
自分のパソコンはほとんどの場合、海外でも問題なく動きます。問題になりそうな項目について解説します。
海外ホテルのネット利用には、何を持って行ったら良いのか
パソコン本体
パソコン電源
電源変換プラグ
その他・・・無線LANが内蔵されていないパソコンでは、無線LAN子機が
必要です。LANケーブルがあると重宝する場合があります。
海外の電源に問題はないのか?
電源電圧はほとんど問題なし 電源トランスは不要です
パソコンの電源を確認して”INPUT AC100V~240V”の表示(写真赤線部)
があれば、海外対応機なので、変圧器(海外用電源トランス)など使わずに、
そのままで全世界で使用できます。
電源変換プラグは重要です 常時携帯しましょう
但し、海外は電源プラグの形状が違う国が多く、渡航先の電源プラグに
合う電源変換プラグを日本から持参する必要があります。
現地での電源変換プラグの入手は非常に困難なので常時携行をお勧め
します。
写真は筆者が常時携行するマルチ対応電源変換プラグ(約4千円)は、
一つでほとんど全世界の電源プラグに適合できます。
これもほとんど問題ありません。
- ”ほとんど”問題ないの”ほとんど”は中国を示します。中国ではネット接続自体は問題ありませんが、インターネットの通信すべてが国家統制(検閲)されているので、政治的内容を含むホームページはアクセスできない場合があります。
インターネットは世界を網羅する巨大ネットです。太陽は地球上のどこから
見ても同じなのと同様、インターネットはつなぎさえすれば、国やプロバイダ
の違いの問題は全くなく、日本でいつも使う時と変わりない動きをします。
インターネットは、世界規格なので、どのパソコンでも問題なく使用できます。
但し海外に持ち出してメリットが得られるのは、自分が日常使うパソコンだけ
で、他人から借用したパソコンや、現地で購入したパソコンでは大したメリット
はありません。
自分のパソコンを海外に持ち出すメリットは、日常慣れ親しむインターネット
やメールを海外でも全く同じように使える事だとすると、自分以外のパソコン
では、持ち主の国籍や好みで、日本語が使えないなどを筆頭に、起動時の
ホームページやお気に入り、自分宛のメール確認など、すべてについて
自分のパソコンと設定が異なるので、現地で煩雑な設定をするまで、戦力
になりません。
私は海外のプロバイダと契約がなく、更に日本のプロバイダ
との海外ローミング契約もありません・・・この状態で
海外のホテルでインターネットできますか?
はい、できます。
海外ホテルのインターネット接続は、ホテルが現地プロバイダーと契約した
インターネット回線を、宿泊客に開放する形で行われます。
宿泊客側から見ると、ホテルが契約したインターネット回線を利用するだけ
なので、個別に現地のプロバイダーとの接続契約の必要はありません
- 更に、日本のプロバイダと海外ローミング契約をする必要もない上、日本のプロバイダとの契約を一切持たない海外長期滞在者でも、ホテルのネット接続に何ら問題ありません。
1本のインターネット回線は、ルーターと言う機器で分割できるので(電気の
二股三股ソケットのイメージ)、複数のパソコンで協同利用(共有)できます。
ホテルは、客室数より相当に少ない本数のインターネット回線を引き込み、
ルーターで回線を分割すれば全客室にインターネット回線を供給できます。
この場合、ホテルは引きこんだ本数分の契約を現地プロバイダと交わす
事になります。
- ブロードバンドの普及以前は、旅行者はホテルの電話機にモデムをつなぎ、パソコン通信のような形でネット接続をしていました。この場合、旅行者は現地のプロバイダとの直接契約か、日本のプロバイダとの海外ローミング契約がないとネット接続ができませんでした。
- しかし、こんな時代も過去となり、今はプロバイダー契約なしで、簡単に海外でネット接続ができる便利な世の中になりました。
■ ホテルのネット接続は安全か?
安全とは言えません。ホテルのネットには、不特定多数のユーザーが接続
するので、自分のパソコンは常に不正アクセスの危険にさらされていると
考える事が大切です。
パソコンは、ファイル共有機能を備えていますが、これは非常に危険なので
無効にしておく必要があります。また、外部侵入を防止するファイアウォール
機能は常に有効にしておく必要があります。
ホテルのネットに限らず、常にパソコン上で最新のウィルス対策ソフトが
有効に動作している事が重要です。これは、パソコンを所有するすべての
社会人が果たすべき義務で、皆が注意する事で世の中からウィルスを撲滅
する意味で、人間やパソコンのウィルス共通です。
- 世界中からネット経由で無料入手できる Windows 純正?ウィルス対策ソフト
Microsoft Security Essentials(マイクロソフトセキュリティーエッセンシャルズ)は、Windows の製造メーカー:マイクロソフト社が無償提供するウィルス対策ソフトです。いつでもどこからでもインターネット経由で無料ダウンロード/インストールできます(以下マイクロソフト社のページより)。
http://windows.microsoft.com/ja-JP/windows/products/security-essentials
■ パソコン海外持ち出しは大変なのか?
安価軽量小型パソコンなら問題ないでしょう
一昔前まで、パソコンの海外持ち出しは「大きさ」と「重さ」とのつらい我慢大会でした。しかし、最近はB5サイズで1kg程の小型・軽量パソコンが3万円程で出回り、大きさと重さの悩みは解消されました。
最近の傾向は、手提げ鞄やザックに無造作に放り込む自然体で、パソコンを海外に持ち出す姿を頻繁に目にするようになりました。
これは3万円程度で安価なので、海外で破損や紛失しても許容範囲内になった事も理由かもしれません。
- 最近の”ウルトラモバイル”と呼ばれるノートパソコンは、B5サイズ1kg等の小型軽量で3万円台の低価格です。とは言え、インターネットやメールを駆使した情報収集に問題ない機能・性能を持ちあわせています。
- 写真下は通常サイズ(左)と、ウルトラモバイル(右)の比較ですが、サイズの差は明らかです。通常サイズパソコン約3kgの重さがあり、手で持つのは辛く背中に背負いたい重さです。背中に背負えればそれ程問題はありませんが・・・でも・・・。
- 一方、ウルトラモバイルは約1.2kg。ペットボトル2本半程の重さなので、バッグで手持ち可能です。
- 実際はパソコン電源が必要なので、本体に0.3kg程の重量追加がありますが。
いつも面倒に思うのが、空港のセキュリティーチェックです。パソコンは、バッグから取り出して係員に示す必要があり、バッグを開け閉めの必要があるからです。
しかし、チェックを抜ければラウンジや搭乗ゲート周辺や、機内でパソコン操作できるので、面倒でも筆者は機内持ち込みがほとんどです。
空港のチェックイン・カウンターでパソコンを(バッグなどに入れ)預けてしまえば、面倒はありません。
コメント
在韓日本人様 筆者BIRDです。
以下のコメントは本記事と関係ないので、関連する記事に移動しました。
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初めまして。韓国釜山に10年以上在住の者です・・・・・で始まる関連の4コメント(筆者BIRDのお答え2コメント含む)。
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移動先
XPERIA X10 mini pro現役復帰 MiniCM7で高速Gingerbread 2.3.7化
http://paso-kon-seikatsu.cocolog-nifty.com/blog/2012/01/xperia-x10-mini.html
以上よろしくお願いします。
投稿: 在韓日本人 | 2012年9月14日 (金) 13時22分
1.強力な通信機能を持つ情報マシン大変身します→「情報マシン」は「情報マシンに」
2.一層劇的なものになりす→「なりす」は「なります」
3.接続できるても→接続できても
4.有料のホテルも少なくかく→「少なくかく」は「少なくなく」
5.客室の確保や、接続方法などを確認は必須です→「などを確認」は「などの確認」
6.すべて完了さる事が→すべて完了される事が
7.放送電波で送られたを、現地の番組を映したり再生する→放送電波で送られたものを、現地の番組で映したり再生したりする
8.バッグを開け閉めの必要→バッグを開け閉めする必要
投稿: 牽牛星 | 2018年10月29日 (月) 18時07分