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国際版AndroidスマートフォンのWiFi接続とトラブル対応

今回は、AndroidスマートフォンのWiFi接続方法と、接続トラブル対応について解説します。

スマートフォンはWiFi接続する事で、携帯電話回線と同レベルのインターネット機能が利用できます。

WiFiは、家庭の無線LAN、駅、コンビニ、ファーストフード店など、利用可能なエリアが特定のスポットに限られる上、別途利用料金が発生する可能性があり、モバイル運用手段としてのメリットは”余り”感じられません(筆者の独断かもしれませんが)。

  • しかし、日本では、最近の携帯電話回線の混雑対策として、キャリア(携帯電話会社)のWiFiスポット増強の動きが盛んで、今後カバーエリアや利用料金が改善されれば、モバイル運用手段としてメリットが生まれるかもしれません。
      
  • 海外では、SIMロックスマートフォンなど現地SIMが利用できない場合や、WiFiテザリングで複数のスマートフォンを一つの携帯電話回線で運用する場合など、モバイルの幅を広げる手段としてWiFiは大きなメリットです。

接続の流れと原理

WiFi接続は、必要な情報(SSIDと暗号キー:パスワード)があれば、次の3つのステップで完了します。

 ステップ1: WiFi機能を有効にする
 ステップ2: 接続するSSID(WiFiスポットの名前)を選択する
 ステップ3: 暗号キーを打ち込む

スマートフォンは、過去に一度でも接続したWiFiスポットの接続情報を記憶しているので、接続履歴のあるスポットを2回目以降検出すると、特別な設定や操作なしで、自動的にWiFi接続をしてくれます。

一方、接続に必要な情報(SSIDと暗号キー)がないとWIFiスポットに接続できません。これは見知らぬ他人が勝手に接続する不正使用防止のため、WiFiスポット側が暗号を設定しているからです。

ステップ毎のWiFi接続手順

  • ここはAndroidスマートフォン”IDEOS”を例として説明していますが、Androioスマートフォンなら他機種でも画面表示が多少異なる以外、設定の基本は同じです。
      
  • スマートフォンの機種によっては、WiFi接続の専用メニューを搭載している場合があります。その場合、スマートフォンの説明書を参考にしてください。

ステップ1.WiFi機能を有効にする

アプリケーション画面で”設定”アイコンをタップ(指で触れる)して表示された設定画面で”無線とネットワーク”をタップし、”ワイヤレスとネットワークの設定”画面を表示させます(写真下)。

画面で”Wi-Fi”にチェックを入れ、WiFi機能を有効にします。

Wificonnect1_2 

  • ”ワイヤレスとネットワークの設定”画面に”WiFi”が表示されない場合、”WiFi設定”をタップしてみて下さい。表示される”WiFi設定”画面に”WiFi”が表示される可能性があります。

ステップ2.接続するWiFiスポット(SSID)を選ぶ

画面の”WiFi設定”をタップし、表示されるWiFi設定画面(写真下)に移動すると、スマートフォンは自動的にWiFiを検索し、検出されたスポット名(SSID)を表示します。

  • 写真下の例では、4つの接続可能なWiFiスポットと1つの接続不能なWiFiスポットが表示されています。

ここで接続したいWiFiスポット名(SSID:写真下の例では”WARPSTER-A8A232”)をタップして指定します。

Wificonnect2

ステップ3.接続するWiFiスポット(SSID)の暗号キー(パスワード)を打ち込む

ステップ2でタップしたWiFiスポット(SSID)の暗号キー(パスワード)入力画面がキーボードと共に現れます(暗号キー不要のWiFiスポットでは表示されません)。

  • 機種により、暗号キーは”パスワード”や”パスコード”などと表示されます。

文字入力枠に暗号キー(写真例では”3E5A3EC492”)を入力し”完了”に続いて”接続”ボタンをタップすると、スマートフォンとWiFiスポット間で暗号キー照合などWiFi接続に必要な手順が自動的に実行されます。

この過程で暗号キーが一致すれば、接続完了です(写真下)。

Wificonnect3

接続が完了すると、画面上部の通知領域(黒いバックの部分)に、WiFi接続中および電波の強さを示すアイコンが表示されます(写真下)。Wificonnect4

この時点で、スマートフォンはWiFi経由でオンライン状態(データ通信が行える状態)になります。

  • 移動などでWiFiスポットのカバーエリア(到達範囲)から外れると、スマートフォンは自動的に、携帯電話回線や他のWiFiスポットなどの回線に接続を切り替えます。

WiFi接続トラブル対応

実際に経験したスマートフォンのWiFi接続トラブルの原因と対応です。

・トラブル事例 SSIDまたは暗号キーが分からない

 絶望的状態で対応策はなく、WiFiスポットの管理者に聞くなど”ひたすら”暗号キーを確認する以外、接続する方法はありません。

 但しWiFi親機(無線LANルーター)が次に合てはまる場合、接続の可能性があります。

  • WiFi親機(無線LANルーター)がバッファロー製または、AOSS機能をサポートしている場合
  • WiFi親機のボタン操作が行える場合

 上記の2つの条件に当てはまる場合は、次のAOSSによる接続を試みて下さい。

  • AOSSによる接続方法
  • AOSSはAOSS対応WiFi親機との接続を自動で行う機能です。
      
  • AOSS機能はAndroidスマートフォンに無料の”AOSS”アプリをインストールする事で利用できます
      
  • i> Playストアから”AOSS”アプリ(無料)をインストールします
      
  • ii> AOSSアプリを起動し、画面の”AOSS”をタップします(写真下)
      
  • iii> 画面の指示に従い、WiFi親機の操作を行います
      
  •    以上で自動的にWiFiに接続されます。
  • Wificonnectaoss

・トラブル事例 目的のWiFiスポット(SSID)が表示されないので接続できない

 ステップ2の画面に接続可能なWiFiスポットが表示されないと、通常の方法では接続できません。目的のWiFiスポットが表示されない原因と対策は次の通りです。

  原因1: WiFi親機側でセキュリティー強化のため、WiFi上にスポット名を送信しない”ステルス設定”をしている

  • この場合、スマートフォンに接続したいWiFiスポット名(SSID)を手動で入力する必要があります。
      
  • 方法は、ステップ2のWiFi設定画面の一番下の”WiFiネットワークを追加”(写真下)をタップし、現れた入力枠に接続したい目的のWiFiスポット名(SSID)を入力します。また状況に応じて暗号の種類や暗号キーなど必要事項を入力します。
      
  • 詳細はWiFiスポット管理者に確認してください。
  • Wificonnectaddwifi

 原因2: WiFiの規格が異なる

  • WiFiの規格には a、b、g、n の四種類があり、また使用する電波も 2.4GHz と 5GHzがあります。
      
  • スマートフォン側とWiFiスポット側の規格が異なると、信号が拾えないためWiFiスポットが表示されません。
      
  • この場合、WiFi親機をスマートフォン側のWiFi規格に合わせる形に設定変更すれば良いのですが、多くのユーザーが接続するスポットでは、設定変更で他のユーザーの接続に影響が出る可能性があり、現実的な対策とは言えません。

 原因3: 混信・電波が弱い

  • 電波が弱い場合や混信がひどいと電波が拾えず、WiFiスポットが表示されません。
      
  • 電波が強く混信が少ない位置にスマートフォンを移動すると改善できる可能性があります。
      
  • 参考 : 電波の強さや混信状況は、Androidスマートフォン用無料アプリ”WiFi Analyzer”で確認できます(写真)。”WiFi Analyzer”は、Playストアからインストールできます。
  • Wifianalyzer

・トラブル事例 SSIDと暗号キーに間違いないのに接続できない

 すべての手順を正確に行い、正しいSSIDと正しい暗号キーを入力しても接続できない場合の原因と対策です。

 原因1: やはり原因のトップは暗号キーの入力誤り

  • 人間は間違いを犯す動物です。念のため以下をチェックしてください。
  •  1.大文字小文字の間違い
  •     abc、Abc、ABc、aBc、abC、ABCはすべて別物として扱われます。
        大文字小文字は間違えないようにはっきりと入力します。
      
  •  2.数字とアルファベットの間違い
  •     数字”1”とアルファベット” l ”(小文字エル)
  •     数字”0”とアルファベット”O”(大文字のオー)
      
  •  3.紛らわしい記号の間違い
  •     ハイフン” - ”とアンダースコア(アンダーバー)”_”

 原因2: WiFi親機にスマートフォンが登録されていない

  • WiFi親機側で、登録した機器以外の接続を許さないセキュリティ(MACアドレス制限)が設定されている場合、WiFiスポット管理者に依頼して、スマートフォンを”接続許可リスト”に登録してもらう必要があります。

 原因3: WiFiスポットの接続可能子機数の上限を超えた

  • この場合は、現在WiFiスポットに接続中のいずれかの子機が接続を切り、空きがでるまで新たな接続はできません。←待つしかありませんね。
      
  • 詳細はWiFiスポット管理者にお問い合わせ下さい。

・トラブル事例 接続したが不安定 時々切れる・時々遅くなる

 接続が時々切断されたり、通信速度が極端に遅くなるなど不安定な場合の原因と対策です。

 原因1: 混信・電波が弱い

  • 本トラブル対応の”目的のWiFiスポットが表示されないので接続できない”の”原因3:混信・電波が弱い”を参考にしてください。

 原因2: WiFi親機に多数の子機が接続している

  • WiFi親機に多数の子機が接続している場合、限られた通信能力を多数の子機で分け合うため、通信速度は遅くなります。
      
  • 特に子機の通信が集中するタイミングでは、ネットワークの反応が極端に遅くなり、アプリがタイムアウト(所定の待ち時間超過)を起こし、”接続がありません”などエラーが表示されます。←良く海外のホテルで経験するトラブルです。
      
  • 対応手段は、混雑を避けネットが空く時間を見計らって接続する以外ありません。

 原因3: スマートフォンのWiFiがスリープする設定になっている

  • iPhoneのWiFiインターネット共有で遭遇するトラブルです。
  • iPhoneのインターネット共有利用時のトラブルを防ぐには、スマートフォンがWiFiスリープしない設定にするのが有効です。設定は以下のメニューで行います。
      設定→WiFi設定→メニューボタン→詳細設定→WiFiのスリープ設定
  • iPhoneのWiFiインターネット共有機能は、接続するスマートフォンなど外部機器がゼロだと停止して、以降自動で再開しません。 
  • スマートフォンのWiFiスリープ機能が働くとWiFi接続が切断されます。その時iPhoneのインターネット共有の利用がゼロになると、インターネット共有機能は停止します。その後、スマートフォンのWiFiがスリープから復帰しても、iPhoneのインターネット共有機能は停止したまま再開しません。
  • iPhoneのインターネット共有機能は、iPhoneに(インターネット共有がオン状態の)インターネット共有画面を表示させれば再開します。
  •           注意
    スマートフォンのWiFiスリープが問題になるのは、iPhoneのインターネット共有利用時が主なので、それ以外は特に気にする必要なありません。

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コメント

WIMAXのクレードルセットとLANアダプターで、有線LANに出来れば、電波法にも引っかからずに、解決されるのでは?

投稿: | 2016年2月25日 (木) 09時57分

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