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Galaxy S国際版にGingerbread2.3.4ベースDarkyROM 10.2を焼く

(2012/11/4 修正)

Galaxy S 国際版 GT I9000 に Gingerbread XXJVQカーネル・ベースのカスタムROM DarkyROMv10.2を導入しました。

  •            ご注意 (2012年11月)
    本記事は、初回掲載から時間が経過しているため
    現状に即していない内容が含まれます。
     
  • 特に必要なファイルの配布が終了している場合、
    本記事の作業は行えないのでご注意下さい。

実は今回ROMを導入する国際版GalaxySは、1ヶ月半程前にFROYOからXXJVPベースのAndroid 2.3.4にアップデートしたばかりなのですが(前記事参照)、香港での海外SIM運用中にいくつか問題が出たため、最新のDarkysROM導入で問題解決を図りたいとの思惑です。

Jvqdarky

以下、作業手順メモです。

今回もROM焼きは定番のOdinで行います。前回記事(XXJVPベースのROM焼き)同様、作業手順はGadget is not Gadgetさんの記事およびROM開発者Darky's Developer Crewのサイトを参考にさせて頂きました。  ←ありがとうございました。
↑現在上記サイトはリンクできない状態です(2012/11/4)

①:必要ファイル調達 ( PC作業 )

ダウンロードはPCで行い、全てのファイルはPC上に置きます。以下はファイル名と入手先のリンクです。

i >  DarkyROM_10.2_Resurrection

ii> ROM焼き後の環境設定用に次の関連ファイルをダウンロードしておきます。

②:ODIN起動( PC作業 )

①でダウンロードしたDarkyROM_10.2_Resurrection.zipを解凍して生成された” Odin3 v1.3.exe ”をダブルクリックして起動します。

③:Galasy S準備(Galaxy S作業)

i >  アップデートを行うと、Galaxy S上のアプリやデータおよび設定が消えてしまうので、titanium backupでSDカードにバックアップします(その際root権限が必要です)。

ii>  電源を切り、SIMとSDカードを抜いて電池だけ入った状態で次の3つのボタンを同時に押してダウンロードモードでGalaxy Sを起動します。

   Volume下 + HOME + 電源

画面にダウンロードモードが表示されたら、USBケーブルでPCと接続します。

④:Gingerbreadへアップグレード(PC上のOdin作業)

Galaxy Sの接続がPCに認識されるとOdin画面左上に 0:(COM7) が表示されます。

 i >Odinの各欄に次ファイルを指定します

  • PIT    :s1_odin_20100512.pt
  • PDA   :PDA.tar
  • PHONE : 何も指定しない
  • CSC   : 何も指定しない

 ii>”Re-Pertationにチェックを入れます

Odinの”スタート”ボタンをクリックするとファイル転送が開始されます。進捗状況は、OdinとGalaxy Sにグラフ表示されます。

Odindarky1021

ファイル転送が終了するとGalaxy Sが再起度します。この時Ext4ファイルシステムへの変換が行われますが、Galaxy Sからその状況を知らせる女性のアナウンスが流れます。

その後Welcome to Darky's ROM の男性アナウンスが起動アニメーションと共に流れ、起動が完了します。

バージョン情報を見るとXXJVQベースのカスタムROMが適用されいる事が確認できます。Darky102jvq_2 

⑤:root化の確認(PCとGalaxy S上の作業)

DarkyROM_10.2_Resurrectionは最初からroot化済みでBusyBoxも組み込まれていて便利です。

今回のROMには、日本人にとっていくつか解決したい課題が残ります。これら課題は主に次の通りですが、これらは root化ですべて解決できます。

  • Titanium Backupで、バックアップしたアプリやデータを元に戻したい
  • 表示を正しい日本語フォントにしたい
  • FMラジオのRegionでJapanが選択できないバージョンが搭載されているので元のJapan対応版に戻したい
  • Galaxy S全体のバックアップを取りたい
  • スクリーンキャプチャを撮りたい

なお、TitaniumBackUpなどrootが必要なアプリの実行時は、Galaxy Sの設定メニューで Settings → Apprications → Developmentで表示される画面の”USB Debugging”にチェックを入れておきます。

⑥:DarkyROM Toolダウンロード

Darky'sROMは、導入時にできるだけシステムアプリを簡素化する方針により、ROM焼き完了後の初期状態で搭載されないAndroid標準アプリがあり、不便を感じます。この状態に対応するため”DarkyROM Tool”と言うアプリがAndroidマーケットで配布されています。

アプリを利用すると、搭載されていない(実はSDカードにバックアップされている)メモ帳その他40数個の標準アプリを簡単にシステムに追加できます。

⑦:各種作業用アプリインストール(Galaxy S上の作業)

次の作業用アプリをGalaxy Sにインストールし、初期設定します。

ROM Manager (Android Marketより)

ROM Managerの初回起動時に”ClockworkMod Recoveryを導入”をタップし、表示される携帯機種から”Galaxy S I9000”を選択する事で、バックアップやバージョンアップ、リカバリが簡単に安全に行える定番アプリ”ClockworkMod”を導入できます。

File Expert   (Android Marketより)

システムファイルを扱えるファイルマネージャーです。初回起動時に動作環境確認が行われるので、問題がないか表示を見て確認します。

⑧:動作確認 問題点を洗い出し(Galaxy S上の作業)

アップグレードされたGingerbreadが期待通り働くか、ベンチマークや各種操作を行い、問題があれば洗い出します。

Quadrant Standardによるベンチマークは1803で、前回のJVP+Darky構成の1987より1割程下がりましたが、体感的に問題ないのでしばらく使用してみる予定です。

Benchmarkjvq_2  各種操作では次の課題が見つかりました。

  • FMラジオで日本Region選択ができないので日本のFM放送が聞けない
  • バッテリーのレベル表示がおかしい
  • 日本語表示に違和感がある(フォントがおかしい)

⑨:問題点の解決・対応(Galaxy S上の作業)

i>   FMラジオに日本Regionを復活させる

  • ①でPCに保存した”FMRadio.apk”をSDカードにコピーします。
  • File Expertを起動し、SDカード上の”FMRadio.apk”を/system/appにコピー(オーバーライト)します。この時Galaxy Sのメニューボタン → More → Mount メニューで/system/appを”Mount As Read Write"(リードライト可能)でマウントしておく必要があります。
  • File ExpertでコピーしたFMRadio.apkのPermissionをRead → 全部にチェック、WriteおよびExec → チェックなしにして"Apply"ボタンをタップします。
  • Galaxy Sをリブートさせた後、FMラジオに日本Regionの選択項目が復活しているか確認します。もしうまくいかない場合、File Expertで/system/app/FMRadio.apkを直接タップしてインストール機能を働かせ、FMラジオを再インストールして下さい(その後Galaxy Sの再起動必要です)。

Fmradioregion

ii>  日本語フォント導入

日本語フォントを次の方法で/system/fontsディレクトリにコピーします。

  • ①でPCに保存した”DroidSansJapanese.ttf”をSDカードにコピーします。
  • File Expertを起動し、SDカード上のDroidSansJapanese.ttfを/system/fontsにコピーします。この時Galaxy S本体のメニューボタン → More → Mount メニューで/system/fontsディレクトリを”Mount As Read Write"(読み/書き両用でマウント)にしておく必要があります。
  •   Mountメニューが表示されない場合、Galaxy S本体メニューボタン →
  •   More →設定→ File Explorerの設定 で表示される ”Root Explorer”
  •   にチェックを入れると表示されるようになります
  • File ExpertでDroidSansJapanese.ttfのPermissionのチェックをRead → 全部にチェック、WriteおよびExec → チェックなしにして”Apply”ボタンをタップします。

Galasy Sを再起動し、漢字の「直」や「今」を表示させて違和感なければフォントの日本語化は完了です。

iii> バッテリーレベルの表示がおかしい

Galaxy Sをバッテリーレベル100%が表示される状態まで充電した後、USBケーブルを抜き、設定メニューでバッテリーレベルを表示させると 90% 等直前見た100%でない値が表示されます。

本件は詳細がまだ不明なので、継続調査とします。今後、状況が分かればその都度本ブログで報告します。

 追加情報 色々なブログを見ると、同じ問題がFroyoからGingerbreadにバージョンアップしたDoCoMo版Galaxy Sにも出ている模様です。DoCoMoでは対応策として修正ソフト配布したとの情報があります。一方、国際版では、本件の対応情報はまだありません。

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