2012年5月20日 (日)

海外から日本のTV”ナマ”視聴 海外モバイル実用度No1 TV遠隔視聴

TV遠隔視聴は、インターネットに接続したパソコンやスマートフォンから、遠隔地のTV放送を視聴する方法です。これを利用すれば、海外から日本のテレビ番組をほぼリアルタイム”ナマ”で観ることができます。

本ブログ記事では、海外モバイルで実用度No.1の実績を持つ、TV遠隔視聴の概要を紹介します( 解説でなく概要紹介なので、詳細には触れていません。詳細情報が必要な場合は、TV遠隔視聴機器の説明書などをご参照ください )。

TV遠隔視聴の仕組み(その1.概要)

TV遠隔視聴は、TV映像をインターネットで送り、遠隔地で再生する方法です。

この方法を利用する事で、TV放送が受信できない海外の遠隔地から、日本のTV番組を視聴する事ができます。

TV遠隔視聴は、TV映像をインターネットで遠隔地に送り出す側(送り手)と、インターネットから受け取った映像を再生する側(受け手・視聴端末)の連携動作で動きます(図)。

Locationfreeimage

TV遠隔視聴の実際

前項で触れたように、TVを遠隔地で視聴できるのは、TV映像をインターネットに送り出す側と、それを遠隔地で受けて映像を再生する側の双方の連携動作があるからです。

ここでは、海外で日本のテレビを観る場面を想定し、TVを遠隔視聴する側(受け手・視聴端末)と、TV映像を送り出す側(送り手)の、機器と操作の概要を紹介します。

 ●TV遠隔視聴端末の機器と操作

  視聴端末では、インターネットで遠隔地に送られて来たTV映像を受信し、視聴用
  ソフトで再生します。必要なものは、次の3つです。

    TVを視聴するための視聴端末に必要なもの
     ①:パソコンまたはスマートフォン
     ②:視聴用ソフト
     ③:インターネット接続(有線・モバイル・WiFi)
      注:映像再生には、TV映像の送り手との協同作業が必要です

  TVの視聴操作は簡単です。インターネットに接続された、パソコンまたは
  スマートフォンなどの視聴端末で、専用の視聴用ソフトを起動させるだけで、
  送られて来たテレビ映像を画面上に表示できます。

Locationfreeicons                 専用の視聴用ソフトのアイコン(例)

  視聴用ソフトは、TV遠隔視聴機器のメーカーから、無料または有料で供給、
  されます。ソフトのインストールは、インストーラーなどで、問題なく行えます。

  表示される映像の品質は、アナログテレビ以下の粗くボケている事が残念
  ですが、番組内容は十分理解できるレベルです。

Locationfreesample          映像送り手と受け手が同じ家内の理想状態での再生画像

  遠隔地側でのTV視聴に必要な費用は、インターネット通信料のみです。

  チャンネル切り替えなどの操作は、視聴端末上の視聴用ソフトから簡単に
  行えます。

  チャンネル切り替えなどは、映像の送り手側の機器を操作する必要がある
  ので、操作の指示を受けた視聴用ソフトは、送り手に向けて、インターネット
  で操作信号を発信します。

  映像の送り手側は、受け取った操作信号に対応する操作を実行します。

  ここで、TV遠隔視聴がどのように動くのか、少し具体的に眺めてみます。

  • ■ ホテルの客室からの視聴
  •   
    ホテルでの視聴は、日本のTVを海外で遠隔視聴する一番ポピュラーな
    形と思われます。

Spict6583            ベトナム・ハノイのホテル客室で観る日本の天気予報
            (インターネットは携帯電話のテザリングで接続)

  • TV番組の視聴は、パソコンをホテルの有線・無線LANでインターネットに接続した後、視聴用ソフトのアイコンをダブルクリックして起動させるだけで行えます。視聴用ソフトが起動すると、日本のTV番組がパソコンの画面に表示されます。
  •   
    チャンネル切り替えなど画像の送り手側に対する操作は、視聴用ソフトのメニューを操作するだけで簡単に行えます。但し、行った操作が映像の送り手に届くまで時間がかかるので、操作が反映されるまで、タイムラグが生じます。Locationfreecommande2r

                視聴端末の画面に表示された操作用リモコン

  • ■ 屋外でモバイルでの視聴
       
  • インターネット接続をモバイルで行えば、屋外や走行中の列車など、あらゆる場面で日本のTVが視聴できます(写真はスマートフォンでの視聴例、表示はCG合成)。

Locationfreesmartimage

  • この場合も、TV番組の視聴は、視聴端末をモバイルインターネットに接続した後、視聴用ソフトのアイコンを起動させるだけで行えます。視聴用ソフトが起動すると、日本のTV番組が視聴端末の画面に表示されます。

  遠隔地で日本のテレビを視聴する形態は下図の通りです。何れも視聴端末が
  インターネットに接続されている必要があります。

Locationfreeviewimage

 ●TV映像を送り出す側(送り手)の機器と操作

  TV映像の送り手では、地デジ放送から得られた映像を、TV遠隔視聴用機器を
  通してインターネット上に送り出します。必要なものは次の6つです。

    映像の送り手に必要なもの
     ①:地デジアンテナまたはケーブルテレビなどの受信設備
     ②:地デジチューナー
     ③:TV遠隔視聴用機器
     ④:常時接続ブロードバンドインターネット(ADSL・光など)
     ⑤:機器類の電源(電源コンセント2~3口)
     ⑥:機器類の設置スペース
      注:設置スペースを機器の配置は下のイメージ図をご参照ください

Locationfreecable

  映像の送り手側では、すべての機能が自動で行われるので、特に人の操作が
  必要な場面は見あたりません。

  チャンネル切り替え等、視聴側で行った操作は、操作信号としてインターネットで
  伝えられるので、送り手側は信号に従い、操作を完了させます。
  この場合も、処理は自動なので、人の操作の必要ありません。

  送り手の機器類は、視聴側から操作信号を常に受け取れるように、常に電源を
  入れたままにするの普通です。

  この場合、機器の消費電力は、常時電源投入が当たり前のインターネット接続
  用ルーターと同程度で、電気代を気にするレベルではありません。また発熱や
  騒音発生も僅かです。

  • 震災と原発事故以降の日本では、停電を視野に入れて機器を動かす必要が出ていますが、TV遠隔視聴用機器は、停電時や停電復旧時に、特別な操作や設定の必要はないと言われています。

  送り手の機器の設置に関しては、ある程度のスキルが要求されます。設置作業
  に要する時間は2~4時間程度で、それ程楽ではありません。

  機器の設置や設定は、本記事内”TV遠隔視聴機器の設置と設定の概要”を
  参照してください。

  • 上記必要なもので一番問題になるのが、⑥機器類の設置スペースの確保です。詳細は、”TV遠隔視聴機器の設置と設定の概要”の項目”0:機材設置場所の確保”をご覧ください。
      

TV遠隔視聴の仕組み(その2.少し詳しく)

ここからは、TV遠隔視聴について”少し”踏み込んでみます。

  ●TV遠隔視聴の本当の価値とは何か?
   海外のケーブルTVで流れる日本人向け放送の内情

  「TV遠隔視聴が無くても海外で日本のテレビを見た」経験を持つ方が多いと
  思います。確かに海外のケーブルテレビなどが日本のTV番組を配信している
  例は珍しくありません。

  しかし、これらTV遠隔視聴を使わずに海外で見る日本のテレビ番組は、放送
  スケジュールや番組内容など海外向けに特別に編成・編集されたものなので、
  日本で放映されている”ナマ”番組と内容が異なります。

  海外の政治状況を配慮して、番組内容を変えたり配信停止する事もあります。

  例えばTV放映権料が高額な人気国際スポーツ実況では、出費を抑えるため、
  海外向けの放映権を取得しない事があり、その場合海外のケーブルテレビ
  への番組配信は行われない事になります。

  こうした点からTV遠隔視聴はメリットは明らかです。それは海外から日本の
  TVをありのままの”ナマ”で視聴できる点です。

  日本で放映中の地デジ全チャンネルの、全番組を海外からリアルタイムで
  見られる意義は偉大と考えます。

  • 海外のケーブルTVでオリンピックの日本の試合中継は見られない?
      
  • オリンピックなど、国際スポーツイベントでは、日本のチームや選手が出場する試合が海外の日本人向けメディアで中継放送されるかは、かなり微妙です。
      
  • これは、番組放映権の制約のためです。例えば、日本国内だけの放映権しか得ていない場合は、海外向けメディアに配信されません。
      
  • この場合、試合が行われている時間帯にも関わらず、海外では試合と関係ない古いドラマなどがリバイバル上映される、とても悔しい状態になります。
      
  • 日本の試合を確実に観る方法は、TV遠隔視聴が最良と思われます。

  ●映像が遠隔地に届けられるまでの流れ

  日本のTV映像が、遠隔地に届くまでの各機器の役割と経路を見てみます。

Locationfreesignalflow_2
  TV局が電波に載せて放送した地デジ番組は、地デジアンテナでキャッチされ、
  地デジチューナーに導かれます。

  地デジチューナーでは、デジタル映像信号を取り出して、アナログ映像信号に
  変換します。

  アナログ映像信号は、TV遠隔視聴機器に導かれ、インターネットで伝送可能
  なストリーミーング映像データに変換され、遠隔地に送り出されます。

  遠隔地では、インターネット経由で受け取ったストリーミング映像データを再生
  します。

  ●遠隔地で行ったチャンネル操作が有効になるまでの流れ

  遠隔地の視聴端末から映像の遠隔視聴機器に向けて送られて来る操作信号
  の流れを見てみます。

Locationfreecontrolflow
  遠隔地でTV視聴用ソフトのメニュー等でチャンネル変更操作をすると、操作
  信号がインターネットを通じて映像送り手側に向けて送信されます。

  映像送り手側では、インターネットから操作信号を受け取り、信号内容に対応
  する地デジ用リモコンの赤外線点滅パターンに変換します。

  TV遠隔視聴機器のLEDが、赤外線の点滅パターンを地デジチューナー照射
  します。

  地デジチューナーは光点滅パターンを受け取ると、パターンに対応する操作を
  実行します。

TV遠隔視聴機器の設置と設定の概要

ここからは、TV遠隔視聴を実現するための作業のポイントを、ステップ毎に紹介します。

  • ここでは次のTV遠隔視聴機器を例として採り上げますが、異なる機種でも原理が同じなら作業イメージは同じになります。

      米国Monsoon Multimedia製 VULKANO FLOW( ioPLAZA輸入販売 )
        価格 : 1万800円(ioPLAZA店 2012年5月時点)

Locationfreevulkano

0:遠隔視聴機材の設置場所確保

日本のTV放送を受信するため、遠隔視聴用機器は日本国内に設置する必要があります。

設置場所は、インターネットと地デジが引きこまれている、一般住宅が適当です。  

設置に必要なものは、TV遠隔視聴機器の設置スペース(下図イメージ参照)、電源コンセント(2~3口)、TVアンテナケーブル、LANケーブル(インターネット接続をWiFで行う場合、はケーブルは不要)です。

Locationfreecable

  • ”日本国内”に遠隔視聴用機器の設置場所が確保できるかどうかが、TV遠隔視聴成功のカギです。
      
  • 海外赴任などで、日本国内に設置場所が確保できない場合、実家や知人宅のスペースやユーティリティーを借りる(提供してもらう)必要があります。
      
    この場合、設置場所提供者に電気代やインターネット接続料などの費用負担がかかるので、事前にそれらの点を説明し、支払いなどトラブルにならないように話を詰めておく必要があります。

1:TV遠隔視聴機器を準備

TV遠隔視聴用な機器を揃えます。機器は色々なメーカーから様々な機種が販売されています。カタログや口コミなどで内容を確認の上、安価なものを購入して下さい。

  • ①:地デジチューナー( 必ずリモコン付きが必要です )
      リモコン付(必須)の安価な製品を購入します。また、地デジアンテナを
      分配して配線する場合、二股分配器(:約2千円?)とケーブル2本を、
      併せて購入します。

      例 : アイオーデーHVT-T2SD同等品 価格 : 約5千円

Locationfreedtuner

  • ②:TV遠隔視聴用機材
      各社から機器が販売されていますが、インターネット経由で海外等の
      遠隔地でテレビ視聴ができるもの(家庭内でのみ視聴可能な製品も
      あります)製品を購入します。

      例 : VULKANO FLOW 価格 : 約1万1千円
  • Locationfreevulkano

2:機器をケーブルで接続する

機器のマニュアルに従い、ケーブルを接続します。接続イメージは図の通りです。一見複雑に見えますが、機器の説明書に従えば、難しくないと思います。

Locationfreeconnection_2
ここでの注意点は、地デジチューナーに接続するアンテナ線です。

アンテナ線を繋ぎ込むソケットや端子がない場合は、普段TVを視聴するテレビのアンテナケーブルを、二股分配器(別途2千円程で購入)で二分岐し、そこからケーブル(別途購入の必要)でチューナーに繋ぎ込みます。

3:TV遠隔用視聴機器を設定する

設定作業は、主にTV遠隔視聴機器の設置場所で行います。作業は、TV遠隔視聴機器のマニュアルに従って行いますが、ここではポイントになる内容だけ触れてみます。

  • 地デジチューナーはケーブルを繋げば、特に設定する必要はありません。

  ●インターネット接続設定のポイント

  機器設置場所のインターネットが、UPnP対応ルーターを通して接続されている
  場合は、比較的簡単に(うまくすれば何もしない全自動で)インターネット接続
  設定が完了します。

  • 作業内容は、設置場所のインターネット接続環境で異なるため、マニュアル通りにいかない可能性がありますが、作業を間違えても機器を損傷する心配はないので、成功するまで何度でもチャレンジして下さい。

  設置場所のインターネットが、UPnPに非対応ルーターで接続されている場合は
  遠隔視聴機器とルーターを手動で設定する必要があります。

  具体的には、遠隔視聴機器の固定プライベートIPアドレスを割り当て、ルーター
  に、指定ポート番号の宛先に、割り当てたIPアドレスを指定するポートマッピング
  の設定が必要です。

  場合によって、これ以外にもDDNSなど専門性の高いサービスや設定が必要に
  なるため、専門知識がない一般人のレベルを超えてしまいます。

  以上から、問題があれば一般の方は、ルーターをUPnP対応ルーターに交換
  してしまう方が現実的です。UPnP対応ルーターは、どこの量販店でも購入でき、
  価格は数千円からあります。

  ●遠隔視聴機器に対するリモコンパターン学習作業の要点

  チャンネル変更等の操作は、地デジチューナーの赤外線リモコンで行います。

  但し、遠隔視聴機器は地デジチューナーのリモコンボタンを押す事ができない
  ため、リモコンから照射される赤外線と同じ点滅パターンを、地デジチューナー
  に向けて照射する形で、地デジチューナーを操作します。

  赤外線点滅パターンは、チューナーの機種毎に異なるため、遠隔視聴機器に
  赤外線点滅パターンを教える”学習”作業を行う必要があります。

  この学習作業は、根気が必要で、学習ができない、学習させた内容が異なる
  など、問題が起こり、その都度やり直しが必要になります。

  TV遠隔視聴機器によっては、あらかじめ特定の地デジチューナーのパターン
  がファイルで供給されている場合があり、作業の手間を大幅に削減できます。
  それでも問題は起こるのがこの作業なので、根気は必要です。 

TV遠隔視聴の課題

便利なTV遠隔視聴ですが、現時点でいくつか課題があります。ここでは、筆者の個人的意見を含め、課題について説明します。

 1.技術的課題

  • 画質向上
      
  • 残念ながら、TV遠隔視聴の画像は、地デジと比べ物にならないほど、粗く品質の低い状況です。
      
  • これは、画像をインターネットで送る必要性から、データー転送量を落とす目的で、意図的に粗い画像にしています。
      
  • 更に、地デジから送られたままで、DRM著作権保護が掛けられたデジタル映像、はそのままインターネットに流せないので、一旦画像をアナログ化し、その後低品位のデジタルストリーミングに変換しています。これらの処理で画像は更に劣化します。
      
  • 画像の質の向上が、当面の技術的課題です。
      
  • 使い勝手改善
      

    かつてソニーがLocation Free(通称ロケフリ)と言うTVチューナーとTV遠隔視聴機能が一まとめになった使い勝手の良いオールインワン構成の製品を販売していましたが、残念ながら、現時点で生産が中止されています。Locationfreelf20   
  • 現在は、オールインワン構成の製品が全くないので、TVチューナーとTV遠隔視聴機器を別々に購入する必要があります。
      
  • ここで問題なのが、チャンネル切り替えなど機器同士の連係です。遠隔地からのチャンネル切り替え操作信号は、直接TVチューナーに伝えられないので、TV遠隔視聴機器が一旦指示を受け取り、リモコンでTVチューナーをコントロールします。
      
  • と言っても、TV遠隔視聴機器はリモコンのボタンを押せないので、リモコンと同じ赤外線をTVチューナに向けて照射します。
      
  • TVチューナーは、機種毎に違う赤外線(点滅パターン)を採用しているため、TV遠隔視聴機器には、TVチューナーの赤外線(パターン)を学習させる必要があり、困難で時間のかかる作業を行う必要性があります。

 2.法律的課題

  • TV遠隔視聴は、TV番組をインターネット経由で遠隔地に送り込む事を前提としていますが、その送り込みを「誰が」やるかの部分が問題になります。
      

    この送り込みをする「誰か」が営利目的の業者の場合、法律違反になります。
  •   
    TV遠隔視聴の法律問題 : 個人的利用は合法、それ以外違法

  • 現在、料金を取り、海外の顧客などにTV番組を配信する業者が存在します。しかしこの行為は、著作権侵害で違法との判決が日本の最高裁で確定しています。

  • 利用者にとって、業者のTV遠隔視聴サービスは、手間いらずで魅力的なのですが、現状では違法です。

  • 今後、合法的に業者が介在できる、利用者にとって便利なTV遠隔システム実現の
    法制化が法律的課題と言えます。
  •   
    本記事の方法は、純粋に個人利用なら適法と思われます


    本記事で紹介する方法は、個人の視聴目的で、個人専用の設備を設置し、個人向けにTV番組を配信し、個人的目的で自分が再生するので、筆者が見る限り合法と思われます。但し、この範囲を超える利用は違法です。

  • 筆者は法律家ではないため、適法・違法判断をできる立場にはありません。それぞれ自己責任で判断をお願いします。

資料編

  ●TV遠隔視聴機器メーカーへのリンク集

   ioPLAZA( VULKANOFLOW販売 )
   http://www.ioplaza.jp/shop/contents/vulkanomanual.aspx

   SLINGBOX
   http://www.slingbox.jp/

   UMAZON( TVfrii販売 )
   http://www.umazone.jp/Page/GOODSDETAIL-390

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2012年3月10日 (土)

タイ王国モバイル事情 バンコク+周辺都市対応SIM探索編

  • タイ バンコクおよび周辺地域で、モバイルしてきました(2012年2月)。実はタイは”モバイラー泣かせの国”、今回は過去の経験があったので、それ程苦労しませんでしたが、事前調査はとても大変でした。その理由は、・・・・次にお進みください。

Dsc_6450

難かしいタイのモバイル通信

タイは、電話通信網が発展途上のため、モバイルが難かしい国の一つです。首都バンコクは問題ないものの、一歩首都を離れると、いきなり圏外表示になる可能性があり、事前調査で目的地で確実に使えるプリペイドSIM (以降 SIM )を調達するなど、しっかりとした準備が必須です。

また、SIM選びと共に難しいのが、スマートフォン(通信機材)選びです。仕様が合わないと、いくら SIM フリー国際版スマートフォンでも使えないトラブルに発展するのが、ここタイ王国の現状です。

  • ●SIM選びの難しさ
  • バンコクでは、様々なプリペイドSIMが販売されています。発行キャリアの違い、サービス内容(通信方式・通話用・通信用・通信速度・有効期限)、形状(一般用/iPhone用)、チャージ金額、プロモーションなどの違いで、種類の合計は想像を絶します(写真はMBKセンターのSIM販売店)。

Mbksimshop

  • 一方、タイは携帯電話通信網が未完成なので、”このSIM一枚あれば全国で通用”などの理想的なSIMは存在せず、このSIMは首都バンコクだけ、この地域ではこのSIMがお勧め・・・・など、情報を得ない限り、膨大な種類の SIM から自分に適した品を選ぶ事は不可能です。
  • それに輪をかけるのが、情報収集は難かしさです。インターネットやパンフレットでの情報収集は、意味不明なタイ語の壁に阻まれ、日本人には実質不可能なので、情報は実際にSIM販売店に足を運び、身振り手振りで、尋ねる事にならざるを得ません.。
  • SIMの情報収集や購入は電脳街で行うのが一番です。バンコクの電脳街の情報は当ブログ記事”タイ バンコク かなりすごいぞ電脳街 お楽しみ巡り”をご覧ください。
  • 今回は、SIM販売店から情報を聞き出す目的で、各店から少しずつSIMを買い集めた結果、写真のように多くのSIMを買う結果になりました(写真)。何も買わずに尋ねる訳にいかない特殊事情がなければ、これ程のSIMを買う必要はありませんが、タイ国内の移動が多い場合は、一種類のSIMでは済まないかもしれません。

Prepaidsimbuy

  • ●スマートフォン(通信機材)選びの難しさ 対応周波数問題
  • 快適なモバイル通信に欠かせない W-CDMA 3G 通信方式ですが、タイでは過去に政治・経済の混乱があり、携帯電話網の整備が遅れた結果、未だに 2G 主体のキャリアがあり、3G で全国カバーには程遠い状態です。
  • また 3G に使用する電波の周波数も、混乱を引きずった形で、他のアジアの国々で余り見られない周波数乱立状態です(本ブログ付録:”アジア・豪州のW-CDMA(3G)周波数”参照)。
  • このため、スマートフォン(機材)を適切に選ばないと、特異な周波数の電波を拾えない問題が起こります。
  • タイの携帯電話通信各社(キャリア)が使う周波数は次の通りですが、W-CDMA(3G)の周波数が 2100 / 900 / 850MHz の3種類に分かれている事が大問題です。
    •   キャリア      3G方式・周波数 / 2G方式・周波数
    • -----------+-------------------------------------
    • AIS        W-CDMA 900MHz / GSM 900,1800MHz
                但し、バンコクの3G網はほとんど未整備
    • CAT Telecom  W-CDMA 850MHz / CDMA 850MHz
                CDMA通信方式はモバイル利用不可
    • DTAC      W-CDMA 850MHz / GSM 1800MHz
    • TOT 3G           W-CDMA 2100MHz
    • True Move       W-CDMA 850MHz / GSM 1800MHz
  • 更に、分かれている周波数の中で 900MHz と 850MHz は問題ありの周波数です。
  • 2100MHz と 900MHz および 850MHz 全てに対応するスマートフォンは iPhone がまず挙げられますが、Androidスマートフォンでは 2100Hzは、ほぼ全機種対応するものの、900MHz と 850MHz には、対応していない機種が多く、仮に対応するとしても、どちらか一方(多分900MHz)だけの機種が大部分です。
  • Sony Ericsson のミドルレンジ以上端末は、上記周波数に全て対応している可能性があります。
  • 2100MHzは、大部分のスマートフォンが対応する”3G標準”とも言える周波数なので問題ありません.。
  • タイの 900MHz と 850MHz は、本来GSM (2G)用に割り当てられた周波数ですが、3G 用 2100MHz帯への割り当が不調で、業を煮やしたキャリア各社が、自分のGSM用周波数に 3G 波を見切り発車的に流し始めた事が発端の様です。
  • 将来は、バラバラの 3G周波数を、全て”3G標準”とも言える 2100MHz に移行する計画があるようで、今後状況が良い方向に変わるかもしれません。
  • 具体的なAndroidスマートフォンの上記キャリアの3G対応状況は次の通りです。

     TOT 3G (2100Mhz) ほぼ全てのAndroidスマートフォンが対応
     AIS (900MHz)     SIMフリー国際版Androidスマートフォンが多く対応
     DTAC (850MHz)
        および       NTTドコモSIMロック解除スマートフォン多く対応対応の
     Truemove(850MHz)  可能性

                                        (下図参照)

Thailandcarrier       注: ○;ほぼ可能 △:機種により可能性大 ×:可能性低い
         ?:SonyEricsson ミドルレンジ以上等、限られた端末が可
      注: 2012/4/15入替(Docomo850MHz対応の部分)

  • 以上から、iPhone 派は安心の反面、Android派は不安な結果となり、
    筆者はAndroidスマートフォン複数台を持ち歩く破目となりました。

タイでは、どの程度のモバイルが行えるのか?

ここまでの説明で、タイでのモバイルの難かしさが理解できたと思います。それでは、この状況で、どの程度のモバイルができるのか、いくつか方法に的を絞り、模索してみました。

目標は、バンコクおよび周辺地域で、リーズナブルな価格で、安定で高速モバイルを実現する事です。

但し、あらゆる地域で、あらゆるSIM と スマートフォン組み合わせを検証する事は不可能なので、たまたま筆者が行った模索の結果を、ご報告するのみとなりました。

また、タイの通信環境は刻々と変化しているので、本記事の内容がいつまで有効か、定かでありません。タイでモバイルを計画する場合は、別途最新情報を入手した上で実行して下さい。

■ バンコク市内中心部だけのモバイル ■

バンコクでは、3G網が”それなりに”整備されていて、とりあえず快適なモバイルが可能です。ここでの方法は、どんなスマートフォンでも、それなりにモバイルを楽しめる方法です。但し、”バンコク市内中心部のみ、屋内や地下鉄は厳しい”、です。また、音声通話は基本的にできないので、SKYPEなどを利用して下さい。
Spict6875
 ● TOT 3G系MVMO各社のSIM を使う

  • お得感あるTOT 3G のMVMOキャリアSIMがお勧め 但しバンコクだけ
  • TOT 3G の設備を借りて運営する、複数の仮想キャリア(MVMO)の通信専用プリペイドSIMがお得です。i-mobileを除き大体100バーツ(約250円)で、500MBまでの3Gインターネット通信が行えます(i-mobile3GXは300バーツ)。
    (写真:左から i-Kool 3G、IEC、i-mobile 3GX)。
  • Totmvmosim
  • 何れもTOT 3Gの 2100MHz を使用するので、周波数的に全てのスマートフォンで対応可能です。
  • サービスエリアはバンコク中心部のみと狭い上、建物の中で不安定地下鉄では全く繋がりません
  • SIM入手性は良くありません。TOT 3Gは、空港にカウンターがなく、市l中で調達する事になりますが、MBKセンターなど電脳街でしか入手できない雰囲気です。
  • 接続データ  APN     internet
             ID      空白のまま
             パスワード 空白のまま
             開通方法  インターネットアクセスするだけ
  • TOT 3G系SIM総合評価
  • バンコクに限定すれば、価格が安く、それなりに快適なインターネットができるので、お勧めしたいSIMです。

 ● 使えるスマートフォン

  • このTOT 3G系のSIMは、2100MHz 帯を使うので、ほとんど全てのSIMフリー版スマートフォンが利用可能なので、問題ありません。

■ バンコク市内+周辺地域モバイル ■

一旦バンコクを離れると、3Gの状況は厳しくなります。それでも頑張るのが、DTAC やTruemoveの3G網です。ここでの方法は、850MHz帯対応のスマートフォンをお持ちの方だけが行える方法です。

地下鉄や建物内を含むバンコク市内と、郊外や特定の地方都市でも、それなりに快適なモバイル通信が楽しめます。(写真はバンコクの南西30kmの港町マハーチャイの駅(市場と合体しちゃてます))

Maharchai
 ● DTAC Happy Tourist SIM を使う

  • DTACのSIMで、旅行者の興味をそそるのがHappy Tourist SIM 49バーツ(125円)で、実際お得で快適です。
  • 開通初日のインターネットアクセスが無料で、翌日以降一日49バーツの定額制になる優れモノで、国際電話も可能です(筆者は 49バーツで購入後、一回の日本への国際電話で空になってしまいましたが)。
  • (写真はDTAC社のSIM 左から HappyTourist、Happy、Happy internet)。

Dtacsim

  • サービスエリア(写真参照(タイ語で意味不明ですが地形で判断))がバンコク郊外に広がっているので、筆者が訪問した地区では問題ありませんでした。

Dtacarea

  • またバンコク市内でも快適で、建物内でも安定している上、地下鉄駅や車内でもアンテナが立ちました。但し、地下鉄では、速度が遅いEDGE接続になる事がありました)。
  • 入手性は、空港にDTACカウンターがある上、MBKセンターなどの電脳街でも普通に入手できます
  • 接続データ  APN     www.dtac.co.th
             ID      空白のまま
             パスワード 空白のまま
             開通方法  スマートフォンの電源を入れるだけ
  • DTAC社SIM総合評価
  • 空港でも買えて便利な上、価格設定がお得なので、バンコクおよび周辺地域に短期滞在する場合にお得なSIMです。iPhone所有者や、NTT Docomo SIMアンロック版スマートフォン所有者にお勧めです。
  • 特記事項   DTAC SIM情報は「シニア旅人」さんのブログ「シニア旅人」の旅情報に詳しく説明されています。←シニア旅人」さんありがとうございました。
    この説明では、データ定額制度の説明がありました。

 ● Truemove iSIM を使う

  • 今回一番威力を感じたのが、Truemove の iSIM(290バーツ)です。バンコク市内、地下鉄内、バンコク郊外2か所で、途切れることなく快適な通信がバリバリ行えました。
  • 写真:Truemove SIM 左から iPHONE SIM、iSIM)。

Truemovesim

  • サービスエリア(写真参照)は2G+3G+WiFiでは写真のようにタイの広範囲に及んでいるようですが、3Gは特定の都市限定の様です(リストおよび次のWebページhttp://www.truemove.com/3g/en/wifi_area_bkk.html参照)。ちなみに、筆者が訪問したバンコクから150km圏内では、移動中も接続が切れる事が有りませんでした。

Truemovearea

Truemoveareatext

  • またバンコク市内でも問題なく、建物の中でも安定している上、地下鉄駅や車内でも快適に3G通信が行えました
  • 入手性は、空港にTruemoveカウンターがある上、MBKセンターなどの電脳街で入手可能です。
  • 接続データ  APN     internet
             ID      true
             パスワード true
             開通方法  通信を始めるだけ
  • Truemove 社 iSIM 総合評価
  • 空港で購入できて便利な上、価格設定がお得なので、バンコクおよびタイ地方都市(リスト参照)に滞在する場合にお勧めです。具体的な地方都市は、筆者は今回の訪問中は、本SIMをメインに利用していました。
  •  ● 3G通信が使えるスマートフォン

    • DTAC と Truemove は、国際版SIMフリーAndroidスマートフォンにとって厳しい W-CDMA 850MHz を使用しているため、使えるか微妙です。事前に仕様を確認して下さい。
    • iPhoneはW-CDMA 850MHzに対応するので、全く問題なく使用可能です。
    • SIMロックを解除した NTT Docomo の Android スマートフォンは、使える可能性大です。具体的な機種はDocomoのサイトでご確認下さい。
    • DTAC と Truemove が使用する 850MHz帯と呼ばれる周波数には、FOMAプラスエリアが使用する 800MHz 帯と呼ばれる周波数帯がすっぽり収まっているので、FOMAプラスエリア対応機種なら対応できる可能性があります。

    ■ タイ全国レベルのモバイル ■

    残念ながら、タイではこの課題はまだクリアできていないようです

    情報では、サービスエリアが一番広いのが、AISとの事ですが、3G 展開が遅れていて、肝心な首都バンコクで激遅の EDGE(2G)主体の通信しか行えない使い勝手の悪さから、今回は詳細確認から外しました。

    とは言っても、タイ最大の携帯電話通信会社、SIM ”1-2-call”のご紹介だけしておきます。

     ● AIS の 1-2-call SIM の情報

    Aissim

    • 最近は次の様な 3Gデータ通信用の SIM も販売しているようです。

    Ais3gsim

    • 接続データ  APN     internet
               ID      空白のまま
               パスワード 空白のまま
               開通方法  1-2-call SIM
                        *120 または任意番号に電話して指示に従う
               データ定額も存在する様で、申請は、rzero3 さんブログ
               ”ときどき日記(Rev1)”に紹介されています。
                  ↑rzero3 さんありがとうございます
  •  ● AIS のSIMが使えるスマートフォンの3G対応可能性

    • AIS は、国際版SIMフリーAndroidスマートフォンで比較的多くの機種が対応している W-CDMA 900MHz を使用しているため、使える可能性があります。実際に使えるかどうかの判定は、仕様をご確認下さい。
    • iPhoneはW-CDMA 900MHzに対応するので、全く問題なく使用可能です。
    • SIMロックを解除した NTT Docomo の Android スマートフォンでは、対応困難でしょう。

    結局タイでのモバイルには何が必要なのか

    • タイでは、SIMの選択に加え、スマートフォンの仕様が、モバイルの成功の鍵になります。iPhoneは最強で、あらゆる環境でタイのモバイルを最大限引き出す事ができます
    • 今後、各社の 3G が 2100MHzに移行する方向との情報があり、モバイラーに厳しい現状の環境が改善の方向に進むのではと、希望を込めて、予想しています。
    • 結局、”タイでのモバイルには何が必要なのか” の問いに対する答えは 現時点で iPhone と 良いSIM と言う事になるのでしょうか。
    • で、その 良いSIM の答えは??? 
          残念ながら、現状のタイでは、切り札の答えはないようです。
          引き続き、SIM情報の収集に努めるしかないようですね。

    ------------付録------------

    ■ スワンナプーム国際空港のSIM売り場 ■

    • スワンナプーム国際空港の税関を抜けた出国口の前の到着ロビーに、キャリア3社のカウンターが並んでいます(写真上から True move、AIS、DTAC)。

    Bangkokairport

    • また出発ロビーには CAT Telecom の事務所がありすが、こちらはSIMを販売している雰囲気ではありませんでした。
    • 残念なのは、空港にTOT 3Gのカウンターがない事です。TOT 3G は、ほぼ世界標準と言える 2100MHz帯で 3Gサービスを提供しているタイ唯一のキャリアです。またTOT 3Gには、低価格で使い勝手の良い旅行者に便利な SIM を転売lする”仮想キャリア”(MVMO)が多く存在するので、もし空港にカウンターがあれば便利なのにと、残念な思いです。
    • 何れにしても、どのカウンターも結構混雑しています(写真:午前10時頃)。
    • 筆者は、行列を待つ時間が無かったので、どのカウンターにも立ち寄らず、電脳街MBKセンターに直行しました。このため、SIM売り場を外から眺めただけなので、本記事では、付録扱いの”カウンターがある”とのご報告のみとさせて頂きました。

    ■ 最近加わった海外モバイル必需品 持っていないと苦労する場面も・・・

    • 以前は全く必要ありませんでしたが、最近は、SIM変換アダプターやSIMカッターなど、”マイクロSIM対応用品”が海外モバイルの必需品になりました。
    • 言葉が不自由な状況で、違う形状のSIMを買ってしまっても安心です。
    • 通常 SIM 対応スマートフォンには、”マイクロSIM変換アダプター”が便利です(写真の上と下の2種類があるようです)。
    • 価格は100~300円程度、秋葉原で携帯電話関連商品を売る店や日本の Amazonで入手できます。海外では販売しているのを見た事がないので、日本で調達しておくのが無難でしょう。

    Simadapter

    • 注:変換アダプターは、次に紹介するSIMカッターに付属している場合があります。
    • iPhone 4以降をお持ちの方は、SIMカッターが便利です。
      Simcutter
    • 価格は千円程度、秋葉原の携帯電話関連商品を売る店や日本のAmazonで入手できます。海外では販売しているのを見た事がないので、日本で調達しておくのが無難でしょう。

    アジア・豪州のW-CDMA(3G)周波数 (五十音順 単位:MHz) ■

    • インド      2100
    • インドネシア  2100
    • オーストラリア  2100 / 900 / 850
    • 韓国       2100
    • カンボジア   3G記録なし
    • シンガポール  2100
    • 台湾       2100
    • タイ       2100 / 900 / 850
    • 中国       2100
    • 日本       2100 / 1700 / 1500 / 900 / 800 (850に含まれる)
    • ネパール    3G記録なし
    • バングラ    3G記録なし
    • フィリピン    2100 / 850
    • ブルネイ    2100
    • ベトナム    2100
    • 香港       2100
    • マレーシア   2100
    • ミャンマー    3G記録なし
    • ラオス        2100
    • アメリカ(参考) 2100 / 1900 / 1700 / 850
    • 欧州(参考)  2100 / 900
  •    http://en.wikipedia.org/wiki/Mobile_Network_Codeを参考にしました。
  • ■ 3G 2100 / 1900 / 900 / 850MHz 対応国際版スマートフォン ■

    2012年3月現在で、W-CDMA(3G) 2100 / 1900 / 900 / 850MHz全てに対応している主なSIMフリー国際版スマートフォンです。

    • APPLE    iPhone
    • HTC     DESIRE ONE X
    • LG       該当なし?
    • MOTROLA ATRIX、RAZR
    • NOKIA    LUMINA900 / LUMINA800 / LUMIA610
    • SONY    XPERIA P / XPERIA S / XPERIA X10
    • Samsung  GALAXY NEXUS / GALAXY NOTE / GALAXY R / GALAXY SII

    ■ 資料 ■

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    2012年2月22日 (水)

    タイ バンコク かなりすごいぞ電脳街 お楽しみ巡り

    タイ バンコクに来たので電脳街巡りをしてきました。 何度も訪れたバンコク電脳街ですが、2011年の洪水の影響で、経済が落ち込む中での最初の訪問です。今までの活気がどうなっているか気になる所でした。 ←後日談ですが今も電脳街は元気印でした。

    バンコ クの電脳街 概要

    • 電脳街とは、パソコン、携帯電話、ゲーム機、ソフトや部品を専門に販売する複数の店舗が集合するビルまたは地域です。

    日本の電脳街”秋葉原”は、ヤマダやヨドバシなど家電量販店より、電脳製品の品揃えと価格の点で優位なのと同様、バンコクの電脳街も家電量販店より品揃えと価格で勝っています。

    バンコクには数え方にもよりますが、電脳街が3~6箇所あります。

    日本では、東京と大阪に秋葉原・日本橋の大電脳街がありますが、複数の電脳街が一都市に存在する例はありません。一方、バンコクには、一都市に複数の電脳街が共存でき、どこも活況を呈している状況は、電脳製品やその関連サービスに対する需要がすこぶる旺盛である事が読みとれます。

    今回は、市中心部の主な電脳街3箇所と、中心部から少し離れた郊外型大規模ショッピングモール内の電脳街1箇所を回りました(以下は今回訪問した電脳街と、扱い製品です)。

    • バンコク中心部の主な電脳街
    • ●パンティッププラザ → 携帯電話 パソコン ソフト パーツ 際物
      ●フォーチュンタウン → 携帯電話 パソコン ソフト パーツ
      ●MBKセンター    → 携帯電話 ソフト
    • 郊外型大規模ショッピングモール内の電脳街
      ●シーコンスクウェア → 携帯電話 パソコン ソフト

    以前は、何れの電脳街も休日は、人が大勢詰めかけ、歩くのが大変ですが、平日も人通りが絶えない盛況ぶりでしたが、洪水被害の影響がどうなのかとても気懸りでした。

    • 秋葉原との電脳街比較
    • パソコンや周辺機器の価格は、秋葉原と同程度か、若干高額ですが、品揃えはかなり見劣りします。また、パーツ類は、余り期待できません。チョッと専門的なパーツは調達できそうにない雰囲気で、パソコンやオーディオ自作派には物足りないかもしれません。
    • 一方、決定的に秋葉原より優れている点は、携帯電話を販売する一般の店舗が多数存在する事です。
    • 日本で携帯電話は、ドコモショップやソフトバンクショップなど、携帯電話通信会社の名前を背負った店舗で主に販売されますが、バンコクでは、携帯電話会社と関係ない一般の店舗や屋台で携帯、電話が販売されています。
    • 携帯電話は、タイの若者の、特に購買力を持つ若い女性の心を捉えているようで、そうした売れ筋商品を扱える事が、一般の店舗や電脳街の発展に寄与していると推測できます。、
      Sdsc_6432
      秋葉原は、独特の「お宅やメイドカフェ文化」で若者を惹きつけている一方、バンコクの電脳街は、携帯電話やゲームやソフトが若者を惹きつけている感があります。

    いよいよ電脳街巡り

    ■■ パンティッププラザ ■■

    規模最大級で、旅行者に一番有名な電脳街です。7階建てビル全体が丸ごと電脳街で、携帯電話・パソコン・ソフト・部品から、怪しげなキワモノが販売されています。

    Pantep

  • 他の電脳街と異なり、旅行者相手の店が多いためか、裸の女性の写真を振り回し、”エロビデオ”など怪しい日本語を連呼する勧誘員が多数いて、落ち着いて商品を見る雰囲気ではありません。

  • 携帯電話・パソコン・ソフトなど”電脳商品”を扱う店舗が一番集まる3階は、残念ながら勧誘員が特に多く徘徊していて、怪しい雰囲気をかもしだします。実際、海賊版ソフトや偽物商品が多く販売されているのがこの3階です。
  • Spict6930
    • 偽物iPhone
    • 今回なんと一万円(4000バーツ)の新品iPhone 4を見つけました。価格だけで”ミエミエ”偽物 iPhone 4 の外見は、本物そっくりでしたが、ぎこちない動きで、即”ニセモノ”と分かる粗悪品でした。
    • 海賊版ソフト
    • パソコンやゲームソフトは、ベラベラのビニールケースに入れて販売しています。注文すると、30分後に CD-R などに焼いた”海賊版”ソフトを渡されます。20万円以上するAdobe社のCSxシリーズの海賊版が100バーツ(250円)です。これはかなり危険なので、手を出すのは慎むべきでしょう。
    • 偽物や海賊版ソフトの日本への持ち込みは、禁止されていて罰則もあります。
  • ここ3階には、小規模ながらフードコートがあり、それなりに楽しめますが、楽しみもここまででした。
  • Spict6934
  • ここパンティッププラザは、偽物や海賊版が多く、下手に手を出すと被害に遭う可能性があるので、買い物の意欲が失せてしまいます。
    • 行き方
    • •BTS(高架鉄道)のココウォーク駅から徒歩15分または、BTSチットロム駅から、途中伊勢丹があセントラルワールドを抜けた先、徒歩20分です。日本のガイドブックに紹介されている有名な所なので、地図を片手にチャレンジしてみてください。

    ■■ MBK(マーブンクロン)センター モバイルマート ■■

    モバイルマートは携帯電話に特化した電脳街です。携帯電話専門店の多さはバンコク唯一で、スマートフォンやプリペイドSIMカードを買うなら、ココがお勧めです。

    モバイルマートは、BTSの駅と直結する交通至便のMBKセンター4階にあります。MBKセンターは、東急デパートが入る巨大モールで、ファッション、アクセサリ、土産物、雑貨、レストラン、フードコート、スーパー、映画館、ボーリング場など、非常に広範囲な店舗が営業しているので、携帯電話以外の目的で訪問するのもお勧めです。

    Mbk1

    モバイルマートがある4階には、マネーパークと呼ばれる別の区画にも携帯電話街が広がっています。1つの店舗は小規模ですが、店舗数は膨大で、見渡せばどこもかしこも携帯電話店だらけです。

    Mbk2

    ここでSIMフリー版 iPhone 4S/iPhone 4 や、Androidスマートフォンが販売されています。

    • SIMフリー版iPhoneやAndroidスマートフォンは、海外通販やオークションを通す以外、日本で入手できないので、ここで購入する価値はあると思います。

    またプリペイドSIM専門店が数店あり、それぞれ充実した品揃えをしています。本当は「今度チェンマイに行くんだけど、どのSIMが使えるの?」など聞きたい所ですが、常に客があふれていて、質問する雰囲気ではありません(写真下)。

    • プリペイドSIMは、空港の携帯電話会社のカウンターで購入できますが、ここのプリペイドSIM専門店では、複数の携帯電話会社のSIMが混在して販売されているので、目的のSIMが容易に手に入ります。また空港では買えない特別なプロモーションのSIMも購入できます。

    Simg_0063

    SIM専門店は、かつてパンティッププラザで見かけましたが、今回は閉店しているので、ここMBKが唯一かもしれません。

    なお、パソコンやその周辺機器は、ここMBKセンターでは販売していないので、ご注意ください。

    • MBKセンターの6階には、巨大なフードコートがあります。また4階にも小規模なフードコートがあります。何れも店での支払いは、前売りチケットで行います。余ったチケットは、当日なら額面通りの値段で買い取ってくれます
    • Spict6936
      行き方
    • BTS(高架鉄道)ナショナルスタジアム駅と、連絡橋で直結しています。駅の東側出口を右に出ると屋根付き連絡橋があり、そこを進むと東急デパートに入ります。そのまま前方のエレベーターで4階の東急のスーパーマーケットに入り、左方向に抜けると電脳街モバイルマートです。

    ■■ フォーチュンタウン ITモール ■■

    ITモールは、地下鉄駅プラ・ラーム・ナイン駅至近の商業施設、フォーチュンタウンの2~4階にある電脳街です。

    Fortune1

    ITモールでは、携帯電話、パソコン、オーディオ、ソフト、小物が販売されています。

    携帯電話やスマートフォンに関しては、SIMロック品とアンロック品が混在して販売されているので、買う時に注意が必要な上、品揃えはMBKセンターに劣ります。

    パソコンやソフトは、パンティーププラザのような勧誘員や怪しい雰囲気がなく、落ち着いた買い物ができ、購買意欲も上がります。まともな買い物をするにはここがお勧めです。

    • フォーチュンタウンの1階には中規模のフードコートがあります。また、フォーチュンタウンの前の通りの向かい側に、2011年末に新設された大ショッピングモール:セントラルプラザがあり、6階に巨大フードコートがあります。
    • 行き方
    • 地下鉄プラ・ラーム・ナイン駅の北側改札を出て、左のエスカレーターを登り、右後方にフォーチュンタウンあります。ITモールはフォーチュンタウンの2~4階です。

    ■■ シーコンスクウェア ■■

    郊外の巨大ショッピングモール内にある電脳街です。交通の便が悪く、旅行者が行くのが困難な立地なので、地元志向+庶民志向の電脳街と思われます。

    マニアックな商品はありませんが、正規のパソコンや携帯電話を販売する店舗が多く並んでいます。

    また、シーコンスクウェアは、長さが500mもある巨大ショッピングモールなので、広範囲な商品やサービスを扱う多数の店舗が営業しているので、電脳以外の目的でも訪れる価値ある施設です。

    Simg_0045

    休日は混雑するとの事でしたが、筆者が訪問した平日は閑散としていました(写真)。そのお陰で、SIM販売店で、タイの地方で通用するSIMの情報などを聞く事ができ、それなりに有益でした。

    全体として、平日のシーコンスクウェアは混雑と無縁のようなので、じっくりと品定めをしながら買い物ができる好ましい電脳街との印象でした。

    Simg_0044

    • シーコンスクウェアの4階にフードコートがあります。
    • 行き方
    • BTSのオンヌット駅からタクシー(約80バーツ)か、または同駅から徒歩10分の所にある”BIG C”スーパーの前あたりから、4番のソンテウ(乗り合いトラック 写真下)に乗り、約15分です。ソンテウの料金は、6バーツ、降りたら助手席から運転手にお金を渡す方式です。
    • Simg_0048

    バンコク電脳街巡りの総括

    バンコクの電脳街は生き残っているのか

    ご安心ください、バンコクの電脳街は元気一杯、熱気、人混み、豊富な商品、騒音・・・とかなりすごいバンコク電脳街は健在でした。タイの経済は洪水被害で、しばらく低迷するかもしれませんが、電脳街の活気を見る限り、近い将来この逆境を克服するだろうとの強い確信を持ちました。

       頑張れバンコク電脳街!!!、頑張れタイ!!!、そして頑張れ元気の無い日本!!!

    バンコクの電脳街で日本人旅行者は何を買えばよいか

    日本人にとって、製品や部品は秋葉原より高価で、保証が日本で受けられないデメリットを考えると、バンコクの電脳街で買うべき物は余りありません。またバンコクの電脳街でしか手に入らない”掘り出し物”も、特にありません。

    日本に絶対ない物と言えば、携帯電話かソフトウェアです。但し、以下の点に十分注意してください。

    • 驚くほど安い価格で、海賊版ソフトが”当たり前のように”に販売されていますが(20万円以上するAdobe CSxシリーズが250円)、罪の意識なしで買えるこうした品物は、日本への持ち込みは違法で、摘発や罰則の対象になります(写真)。
      Spict6949
    • Androidスマートフォンは、日本国内で利用する規格証明(丸適マーク)が付いていません。このため、日本に持ち込みは合法ですが、使用すると違法になります(iPhone 4S や iPhone 4 は、全ての点で問題ありません)。

        以上の点から、消去法で日本人は何を買うべきか分かります。
        
    それはSIMフリー版(国際版)スマートフォンです。
        これが買えるバンコク電脳街はお楽しみ満載です。

    SIMフリー版(国際版)スマートフォンの買い方

    バンコクの電脳街で”買うべき”と、筆者の独断と偏見で名指しされた、SIMフリー版スマートフォンの、購入時の注意点です。

    iPhoneの買い方
    一般の方には、iPhoneがお勧めで、日本国内でドコモとソフトバンクなら適法に使用できます。購入時には、必ずSIMロックされていない”シムフリー”または”シムアンロック”である点を確認してください。確認を怠ると日本で使えないiPhoneを買う事になってしまいます。

    Iphonebox

    筆者の2012年2月時点の調査で、iPhone4S 32GB(SIMフリー版)が、25900バーツ(1バーツ2.5円換算で64750円)でした。価格は香港より若干高め(千円単位)ですが、近い将来、香港に行く予定がなければ他では入手できない希少品なので、買う価値はあります。

    • 日本のソフトバンクで買えばはるかに安い価格で iPhone 4S を購入できますが、ここで買えるのは、世界中で使えるSIMフリー版で、SIMロックがかかっているソフトバンク版と大違いです。SIMフリー版iPhoneは、知る人にとって憧れの品です。

    iPhoneを買う場合、忘れていけない、重要なのがアクティベーションです。販売店でアクティベーションをしてもらうか、アクティベーション可能な現地プリペイドSIMカード(AIS社の12call(ワンツーコール)など)を購入して帰国する事が重要です。日本でのアクティベーション方法については、当ブログ記事”Phone4 SIMフリー版を日本で海外SIMを使いアクティベーションする”をご参照下さい。

    Sdsc_6431

    Androidスマートフォンの買い方

    知識がある方はAndroidスマートフォンがお勧めですが、日本国内への持ち込みや所有は適法ですが、電波法に触れない証明でもある技適マークがないため、使用は違法になるので、海外旅行専用に割り切る必要があります。

    購入時は、必ずSIMロックのない”シムフリー”または”シムアンロック”である事を確認してください。この確認を怠ると日本で使えないスマートフォンを買う事になってしまいます。

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    2012年2月19日 (日)

    iPhone4 SIMフリー版でWiFiネットワーク共有 設定と運用の実際

    日本でテストできなかったiPhoneのWiFiテザリング・・・・オット失礼!、iPhoneの世界ではWiFiインターネット共有でしょうか・・・を当地、タイ バンコクで試してみました。

    Img_0027
    結果、十分満足行く機能が確認できましたが、Android派の筆者にとって、いくつか疑問や要望事項が見つかりました。

    • 本記事は、タイ バンコクでiPhoneのネットワーク共有でインターネット接続されたモバイルPCで制作しました。

    以下は具体的設定方法と、運用の実際です。

    • ここからのインターネット共有の設定は、筆者のファクトリーSIMアンロック版iOS5.01搭載iPhone 4(香港購入)に準じた仕様のiPhoneである事が前提です。
    • iPhone 4には、インターネット共有が許可されたSIMが挿入されている必要があります。ドコモなどインターネット共有の管理を別方式で実施しているキャリアのSIMでは、問題なく設定できる可能性があります。
    • 記事の順番通り設定を進めないと、インターネット共有のメニュー項目が正しく表示されません。
    • 本記事の全ての操作は、正規操作なので、仕様違いや作業ミスでも致命的問題発生の可能性がない安全作業です。条件に合うか不明な場合でも、まずチャレンジしてみましょう。

    ネットワーク共有設定と運用方法

    次の手順で設定を行いますが、順番を間違えると、”インターネット共有”のメニュー項目が正しく表示されません。

    1.iPhoneのネットワーク接続設定

    ホーム画面で、”設定” → ”一般” → ”ネットワーク”のメニュー項目を順番にタップし、”ネットワーク”画面を表示させます。
    Img_0036

    ”3Gをオンにする”のスライドスイッチをオンにします(2GまたはGSMネットワークの場合、必要ありません)。

    ”モバイルデータ通信”のスライドスイッチをオンにします。

    ”モバイルデータ通信ネットワーク”が表示されている場合はタップし、表示された”モバイルデータ通信”画面で次の項目を設定します。メニューに表示がない場合は、自動設定されている様なので次のステップに移ります。

    • モバイルデータ通信 (例はタイ i-koolの場合)
    •  APN     キャリアから指定された文字列 例 intetnet
    •  ユーザ名  キャリアから指定された文字列 例 空白
    •  パスワード キャリアから指定された文字列 例 空白
    • インターネット共有(モバイルデータ通信が有効な時だけ表示される設定項目です)
    •  APN     モバイルデータ通信と同じ内容 例 intetnet
    •  ユーザ名  モバイルデータ通信と同じ内容 例 空白
    •  パスワード モバイルデータ通信と同じ内容 例 空白

    20120215_101955

    以上でiPhoneのインターネット側設定は終了ですが、”インターネット共有”の各設定項目は、反映まで2分程の時間が必要なようで、次のステップに移る前に、しばらく時間を置く必要がありました(筆者の環境の場合)。

    2、iPhone側のWiFiネットワークの設定

    通知バーの下の”ネットワーク”をタップし、”ネットワーク”画面に戻り、”インターネット共有”をタップし”インターネット共有”画面を表示させます。

    ”インターネット共有”画面で、”インターネット共有”のスライドスイッチをオンにします。

    ”WiFiのパスワード”をタップし、パスワード(半角英数字8文字以上)を入力します。

    Img_0073

    • この画面ではBluetoothやUSBでのインターネット共有の方法も説明されています。

    以上でiPhone側の設定はすべて終了です。次に、パソコンや他のスマートフォンなどの外部機器を今設定したiPhoneのWiFiネットワークに接続する作業が必要です。

    外部機器が接続されるとiPhone上に、接続台数が表示されます。

    Img_0029

    3.他の機器をiPhoneネットワークに接続

    他の機器からのiPhoneのWiFiネットワークへの接続方法については、本記事では解説はしませんが、AndroidスマートフォンのWifi接続については、本ブログ記事”AndroidスマートフォンのWiFi接続とトラブル対応”の解説があるので、ご参照ください。

    4.WiFiネットワーク共有の運用

    今までの1~3の作業を一度実行しておけば、WiFiネットワーク共有は、機能をオンまたはオフするだけで運用できます(運用の用語が大げさでしたね)。

    共有機能のオンまたはオフは、”インターネット共有”画面で行います。

    同画面は項目2で行った、”設定” → ”一般” → ”ネットワーク” → ”ネットワーク共有”と、色々な画面を辿って表示して来ましたが、既にネットワーク共有の設定が終わっている場合、”設定”画面から直接”インターネット共有”をタップすれば簡単に表示できます。

    Img_0069

    インターネット共有のオンまたはオフは、画面のスライドスイッチで設定します。

    バッテリーを長持ちさせたい場合は、インターネット共有を使用しない時を見計らい、小まめにオフにする様心懸けましょう。

    Img_0073

    5.運用した(経過)結果

    現在タイのバンコクで、iPhoneインターネット共有に1台のパソコンと最低1台のAndroidスマートフォンを接続し、本記事作成を含むいくつかの仕事やSkype通信やネットワークテレビでの日本のテレビ番組閲覧をしています。

    Spict6766 Spict6767

    当地到着から今日で約3日ですが、特に問題はなく、iPhoneのネットワーク共有は順調に機能しています。

    特にホテルの無線LANは、早朝を除き一日中超低速で使い物にならないので、iPhoneのネットワーク共有は非常に重宝しています。

    しかし、バンコクの3G回線は、どれもこれも何でこんなに遅いのでしょうか。ホテルのネットより数段マシですがが。←これは別記事で書きます。

    iPhoneのネットワーク共有の”何でだろ”

    Android派の筆者として、iPhoneの世界は文化の違う異国をさまよう感があります。これには素晴らしい~の新鮮な驚きや、何でこうなんだろう~の疑問や、惜しい残念だ~の様々な感情が入り乱れます。

    こちらから好き好んで勝手に入り込んだ異文化圏、iPhoneです。長い歴史のある文化を、深く学び味わう事もなく、ああだこうだ言うのは問題で、してはいけない事ですが、今回のネットワーク共有に関しては、”もしかしたら問題なのではないか・・”などと文化云々以外の点で思う事がいくつかありました。

    ここでは一個人として、問題は直したほうが・・・、こうしたほうが便利なんだよね・・・・について軽くまとめてみました。

    • 内容は筆者の誤解や独断と偏見に基づくものがあるかもしれません。あしからず。

     1.自分のAppleIDがWiFi電波でばら撒かれるのはイヤです

    • ネットワーク共有機能で、ESSID(WiFiの発信元名)が自由に設定できない仕組みになっているようで、否応なしに アップルID+”のiPhone” に決められてしまいます。
    • 例えば、Apple IDがyamadaならESSIDは強制的に yamadaのiPhone となり、一目両線に山田さんのネットが見えるぞーぉ・・・となってしまいます。
    • 更に山田さんのApple IDはyamadaなんでしょー・・・などの重要情報も軽く悟られてしまいます。
    • ESSIDは、ステルス設定ができないので、WiFi電波に載せてばら撒かれるので、自分のAppleIDが周囲の不特定多数に晒されてしまいます。
    • AppleIDは、パスワードとペアで使えば、商品購入も可能なクレジットカードを裏に控えた大切なものなので、何か問題がおきなければと”ヒヤヒヤしながらネットワーク共有を楽しむ”?が正直な感想でした。
    • ・・と、軽く書きましたが、これかなりヤバいんではないでしょうか?Android派としては、恐怖で腰が引けてしまいます。

     2.ネットワーク共有のAPN設定って一体何なんですか?

    • 海外では”使い物にならない”と悪評渦巻くDocomoのテザリング裏設定を透明化する目的なのか、何とも理解不能の機能です。筆者も何を書いているのかメチャメチャですが。
    • WiFiネットワーク共有のESSIDを強制的に決めるなど”制限寄り”の設定が有る反面、本設定は”制限解除寄り”の設定とも採れ意図が見えません。
    • 「僕、正直者。だから、Docomoでネットワーク共有する時、ちゃんと料金2倍のAPN、”dcmtrg.ne.jp”を設定しちゃいます・・・」などとするのでしょうか。ネットワーク共有のAPNもモバイルデータ通信のAPN”spmode.ne.jp”などをそのまま設定すれば料金半額で済むのですが・・。
    • APNを裏で、強制的に、高額なネットに切り替える仕掛けを隠して端末を売り付けるDocomoに比べれば、何の問題もありませんが・・・不思議です。
    • まあ正直にやりましょう。

     3.ネットワーク接続設定に名前をつけたいんですけど

    • Androidでは、普通にネットワーク設定に名前をつけて保存できます。名前をつけることで、保存しておいた複数のネットワーク設定を名前だけで感単に切り替えできます(写真)。
    • Screenshot_19800106_1726
    • iPhonoは、ネットワーク接続設定に名前をつけられないので、結果として一種類の接続設定しか持つ事ができなくなります。
    • 海外に行くなど、色々な国のいろいろなキャリアの設定を簡単に切り替えたいなどの要求がある場合、Androidは普通にそれができる反面、iPhoneでは一々手動でAPNを打ち込むなど、結構大変そうです。
    • これ何とかなりませんでしょうか?

     4.SIMフリーiPhone4が有るのに日本でネットワーク共有画面見た事ないんです

    • iPhoneの設定は”難しい”がAndroid派としての感想です。
    • なぜなら、あるメニューを設定するには、こっちのメニューを設定しておいて、次に決められたSIMを刺してからでないと、目的のメニュー項目が現れない・・・など、メニュー構造が動的に組まれているのが理由です。
    • ネットワーク共有が良い例で、共有を許可しているSIMを挿入した上で、SIMを発行したキャリアの電波を掴んで初めてネットワーク共有の設定項目がメニューに現れる仕組みです。
      Menualtered
    • またデータ通信やネットワーク共有のAPNなどの設定を行う”モバイルデータ通信ネットワーク”メニュー項目や”モバイルデータ通信”画面は、SIMによっては表示されない場合があります。多分SIMが設定を自動的にやってくれる場合は、表示させない仕組みなのでしょう。
    • このため日本でE-MOBILEのSIMしか所持していない筆者にとって、ネットワーク共有を試す事ができず、「せめてメニュー項目だけは見せてよ・・」の願いもかなわず、とうとうタイ バンコクまで来て、初めて共有設定画面に拝謁かなったまことに寂しい状況でした。
    • 日本出国に先立ち、ネットワークや共有の設定を済ませておき、現地ではSIMを入れて電源をオンにするだけ・・・の便利・簡単モバイルをやりたいのですが、夢破れ・・・でした。
    • やっぱり海外モバイルはAndroidがいいかな・・・が今の筆者の結論でしょうか。
    • 香港で買ったファクトリーSIMアンロックのiPhone4は、帰国後すぐに再出国し、北欧に住む娘の所に行く事となりました。

    以上文化の素晴らしさに感激する余り、Android派として素朴な疑問をぶつけてしまった事をお許しください。

    また、内容や認識の誤りがあれば、ご指摘下さい。

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    2012年1月23日 (月)

    XPERIA X10 mini pro現役復帰 MiniCM7で高速Gingerbread 2.3.7化

    古い機種ですが、と言っても買って1年ちょっとですが、Xperia X10 mini pro U20i をCyanogenMod MiniCM7 カスタムROMで Android 2.3.7 gingerbread へのアップデートを行い、約2倍の高速化に成功しました。

    X10miniprostartview_2

         アップデート結果
          良かった事  
    速度2倍安定動作
          残念だった事 FMラジオが日本周波数非対応に・・・

    • Xperia X10 mini proは、Android 2.1(Eclair)以降のアップデートは”ない”とのSonyEricsson公式アナウンス以来、現役引退していましたが、この度CyanogenModメンバーの”ご努力”で、次の Froyoを飛び越し、2段階上の gingerbread 安定版・高速ROM がリリースされました。
    • Android 2.1は、以降のFROYOやgingerbreadに比べ、かなり見劣りするOSで、低速・低機能のため、海外モバイルで活躍する場はありませんでした。
    • Xperia X10 mini pro:Android2.1の欠点→gingerbread化での改善点
    •  マルチタッチ未対応  マルチタッチ対応実現
    •  テザリング機能なし   OSレベルテザリング機能実現
    •  かなり低速        ノーマルクロックで速度2倍に大幅改善
    •                  更に設定メニューでオーバークロック可能
    • しかし、今回の改善で Xperia X10 mini pro は海外モバイルに十分応えられるレベルまで機能が高められ、一挙に現役復帰を果たしました。
    • 注意:WiFiテザリングが勝手に停止してしまう問題が起きる可能性があります
                                        2012年3月時点

     本ブログ記事は次のサイトを参考にしています。
      [ROM] MiniCM7-2.1.7 [28/12/11]Gingerbread 2.3.7/CM7.2 unofficial port for the pro
          http://forum.xda-developers.com/showthread.php?t=1415026

    アップデート作業

    今回のアップデートは、手順が多く時間がかかる”やや”難解な作業ですが、それに見合った十分な成果が期待できるので、是非チャレンジして下さい。

    Sony Ericsson端末は” 起動できない ”などの重大トラブルが発生しても、元のAndroid 2.1の状態に復元してくれる Windows用ソフト”Sony Ericsson PC Companion”があるので、比較的安心して作業できます。詳細は本記事巻末”万が一のトラブルからの復元をご参照下さい。

    Pccompanion
    それでも、これからの作業は、文鎮化や保証や修理が受けられなくなる危険がある事を理解した上で、自己責任で行って下さい。

    1.必要ファイル調達 ( PC作業 )

    PCで次のファイルをダウンロードします。以下はファイル名と入手先リンクです。

    • i  > SuperOneClickv2.3.3-ShortFuse.zip ( Root 化ツール )
    •   http://forum.xda-developers.com/showthread.php?t=803682
    •   ファイルを解凍するとSuperOneClickv2.3.3-ShortFuseフォルダーが
    •   生成され、内部に実行ファイル”SuperOneClick.exe”が保存されます
    •   注:2012/1/29:上記アドレスからファイル入手困難なら、代りに
          http://www.multiupload.com/9AJDSU1Q11ページの各リンク
          を確認して下さい。いくつかのリンクは、知的財産問題で強制
          閉鎖されたMegauploadの影響で?、ダウンロード不能ですが、
          ダウンロードできるリンクもいくつかあります。
    •  
    • ii > msm7227.zip  ( Bootloader Unlock ツール )
    •   http://forum.xda-developers.com/showpost.php?p=17384177&postcount=3
    •   ファイルを解凍すると”msm7227”フォルダーが生成され、内部に
    •   実行ファイル”msm7227_semc.cmd”が保存されます
    • iii> flashtool-0.6.7.0-windows.exe ( カーネルフラッシュツール )
    •   http://forum.xda-developers.com/showthread.php?t=920746 でリンクを
    •   辿るか、または直接 http://androxyde.github.com/Flashtool/
    •   ”Flashtool 0.6.7 Full Widnows Edition” を選択します
    •   ダウンロードしたら、ファイルを起動して、PCにフラッシュツールを
    •   インストールします
    •   デフォルトインストール先は”C:\Flashtool”です
    • iv> U20_nAa-08_2.6.29.6-nAa-08.ftf     ( nAa gingerbread カーネル )
    •   http://forum.xda-developers.com/showthread.php?t=1415012
    •   ダウンロードしたファイルは( iii )のフラッシュツールインストール時に
    •   生成された”C:\Flashtool\firmwares”フォルダーに保存します
    •   注:2012/2/12:nAa カーネルが11にバージョンアップされ、上記
          アドレスから U20_nAa-11_2.6.29.6-nAa-11.ftf が入手できます。
          nAa-11カーネル使用時は、記事中のファイル名を読み替えて
          作業して下さい。
    • v > MiniCM7-2.1.7-mimmi.zip  (MiniCM7 ROM )
    •   http://forum.xda-developers.com/showthread.php?t=1415026
    •   ダウンロードしたファイルは、SD-CARDの”/”(root)に保存します
    •   注:2012/2/12:上記アドレスからは MiniCM7-2.1.9-mimmi.zip が
    •     入手できます。これはバージョンアップされた nAa-11 カーネル
          対応版です。MiniCM7-2.1.9-mimmi.zip 使用時は、記事中の
          ファイル名を読み替えて作業して下さい。
    • vi > ”gapps-gb-20110613-signed.zip”  ( CM7用 Google Apps )
    •   http://forum.xda-developers.com/showthread.php?t=1415026
        のhereをクリックするか、http://cmw.22aaf3.com/gapps/
        目的のファイルを選択します。
    •   ダウンロードしたファイルは、SD-CARDの”/”(root)に保存します

    2.root化 ( X10 mini pro および PC作業 )

    i> PC上のSuperOneClick.exe をダブルクリックして Root化ツールを起動します。

    • 起動するとSuperOneClick xxxx画面が表示されます。

    ii> X10 mini pro の”設定” → ”アプリケーション” → ”開発”メニューで”USBデバッグ”にチェックを入れます。

    iii> USBケーブルでPCとX10 mini proを接続します。

    iv> PC上のSuperOneClickの”Root”ボタンをクリックします。

    • X10 mini proが検出され、root化が開始します。
    • root化完了時に、BusyBoxインストールの問合せがあるので、
      (どちらでも良いのですが)一応”yes”をクリックします。

    X10miniprosuperoneclick
    v> 完了したらUSBケーブルを抜き、X10 mini pro を再起動します。

    3.バックアップ ( X10 mini pro 作業 )

    必要に応じて、マーケットからTitanium Backupをインストールし、個人データ、設定、アプリなどバックアップします。

    • 残念なこと!
      Android 2.1搭載FM radioは、
      設定で日本語周波数に対応しましたが、

      アップデート後搭載FM radioは非対応です。このため、旧FM radioを2.1段階で
      Titaniumでバックアップし、アップデート後にリカバリーする事を試みましたが、
      エラーで動きませんでした。

    4.ブートローダーアンロック ( X10 mini pro および PC作業 )

    i> PC上のmsm7227_semc.cmd をダブルクリックして、ブートローダーアンロックツールを
      起動します。

    • PCのコマンドプロンプト画面にmsm7227_semcの進行状態が表示されます。

    ii> X10 mini pro の”設定” → ”アプリケーション” → ”開発”メニューで”USBデバッグ”にチェックを入れます。

    iii> USBケーブルでPCとX10 mini proを接続します。

    iv> PC上のコマンドプロンプト画面に従い、任意のキーを押します。

    • X10 mini proがmsm7227_semcに認識され、ブートローダーアンロックが開始されます。アンロックの進行状況はコマンドプロンプト画面に表示されます(写真)。

      X10miniprobootunlock

    v> アンロックが完了したら、PCの任意のキーを押し、USBケーブルを抜きます。

    5.kernelアップデート ( X10 mini pro および PC作業 )

    i> PCでフラッシュツールを起動します。起動するファイルは次の通りです。

    • 64ビット版Windowsでは C:\Flashtool\FlashTool64.exe
    • 32ビット版Windowsでは C:\Flashtool\FlashTool.exe
    • 起動すると、PCにフラッシュツール画面(写真)が表示されます

    ii> X10 mini pro の”設定” → ”アプリケーション” → ”開発”メニューで”USBデバッグ”にチェックを入れます。

    iii> USBケーブルでPCとX10 mini proを接続します。

    • PCのフラッシュツール画面に接続状況が表示されます。
    • 端末が特定できない場合、PCに問合せ画面が表示されるので”U20 SonyEricson X10 Mini Pro”を選択し”OK”を押します。

    3
    iv> PC上のフラッシュツール画面の稲妻ボタン(写真上の赤矢印)をクリックします。

    • PCに動作モード選択画面が表示されたら”Flashmode”を選び”OK”を押します。
    • PCに Firmware Selection 画面が表示されます。

    X10miniproflashtool2

    • Firmware Selection画面のSelect a Firmware表内で、次の値を持つ行を選択します

         Devise欄  : U20
         Version欄  : nAa-08
         Branding欄 : 2.6.29.6-nAa-08
    • 表示が異なる場合、カーネルファイル”U20_nAa-08_2.6.29.6-nAa-08.ftf”が
      ”C:\Flashtool\firmwares”に保存されていない可能性があります。

    v> PCのFirmware Selection画面のFirmware Conten表で、”loader.sin”を選択し”OK”を押します

    • 接続を指示する画面が表示されるので、次を行います
    •   USBケーブルを抜き、X10 mini proの電源を切る
    •   X10 mini proの”←”)ボタン(写真右)を押しながらUSBケーブルを接続する
    • X10miniprobuttonr
    • ブートローダーがフラッシュされます。

    vi> この状態でPC上のフラッシュツール画面の稲妻ボタンを押します。

    • PCに動作モード選択画面が表示されたら”Flashmode”を選び”OK”を押します。

    vii> PCのFirmware Selection画面のFirmware Conten表で、”kernel.sin”を選択し”OK”を押します

    • 接続を指示する画面が表示されるので、次を行います
    •   USBケーブルを抜き、X10 mini pro の電源を切る
    •   X10 mini proの”←”ボタンを押しながらUSBケーブルを接続する
    • ケーブルを接続すると X10 mini pro に nAaカーネルが書き込まれます。

    ix> 完了したらUSBケーブルを抜きます。

    6.MiniCM7 ROMインストール ( X10 mini pro 作業 )

    i> X10 mini proの電源を入れます

    ii> nAaカーネルのロゴが表示されたらX10 mini proの”←”ボタンを連打します

    • X10 mini proに”CWM-based Recovery”が表示されたら連打を止めます
    • 画面が表示されない場合、X10 mini proのバッテリーを抜き、強制的に
      電源を切った後、バッテリーを戻し、電源を入れ作業を繰り返します

    X10miniprocwm

    iii> ”wipe data/factory reset”に続けて”yes delete all user data”を選択します

    • カーソル移動は音量”上”、”下”ボタンで、選択は”□”ボタンで行います

    iv> ”wipe cache partition”に続けて”yes wipe cache”を選択します

    v> ”Install zip from sdcard”に続けて”Choose zip from sdcard”を選択します

    vi> SD-CARD内のファイル一覧から”MiniCM7-2.1.7-mimmi.zip”を選択後、”yes Install MiniCM7-2.1.7-mimmi.zip”を選択します

    • MiniCM7がインストールされます。
      X10miniprorom1

    vii> 終了後”++Go Back++”に続けて”reboot system now”を選択し、X10 mini proを再起動させます。

    • cyanogen 7のアニメに続き、起動画面が表示されたらMiniCM7適用は完了です

    X10miniprostartview2

    7.GAppsおよび各種基本アプリのインストール ( X10 mini pro 作業 )

    • この段階の X10 mini pro は gingerbread が適用されただけで、マーケットやG-Mailなどいくつかの標準アプリが存在しない”不便で使えない”状態です

    i> 電源ボタン長押し後”Reboot”に続いて”Recovery”をタップし”CWM-based Recovery”画面を表示させます。

    ii> ”Install zip from sdcard”に続けて”Choose zip from sdcard”を選択します

    iii> SD-CARD内のファイル一覧から”gapps-gb-20110613-signed.zip”を選択後、”yes Install gapps-gb-20110613-signed.zip”を選択します

    • これで GAPPS が適用され、マーケットなど基本アプリが使用可能になります

    iv> 終了後”++Go Back++”に続けて”reboot system now”を選択し、X10 mini proを再起動させます

    • 再起動後に表示されるロック画面を解除すると、言語選択など一連の画面が表示されるので、目的に応じて設定します

    X10miniprostartview3

    v> WiFi または 3G携帯電話回線など、データ通信を開通させます

    • 設定 → 無線とネットワーク の各メニューで接続設定を行います

    vi> アプリケーション画面からマーケットを起動します。

    • 初回起動時は、マーケットに次の画面が表示されます
    •  googleアカウントの設定画面
    •   既存のアカウントにサインインするか新たにアカウントを作成します
    •  マーケットアプリインストーラー画面
    •   ”インストーラー画面は一度だけ表示・・”画面で”OK”をタップすると
        ”インストールするアプリを選択”画面が表示されます。

    X10minipromarket2

    •   インストールしたいアプリにチェックを入れ”OK”をタップすると、選択
        されたアプリがインストールされます
    •   インストール中は適宜”インストール”や”同意してダウンロード”を
        タップして画面を進めます

    ここまでの作業で、X10 mini pro はすべての基本機能(アプリ)を備えた一人前の Android 2.3.7 gingerbread 搭載端末に”メデタク”変身できました。

    • X10 mini pro は MiniCM7 の導入により root 化と busybox インストールが
      完了した状態になります

    特長・評価

    1.速度測定

    無料アプリ”Quadrant Standard”のベンチマークでは、Android 2.1 の状態で約480だったスコアが約990まで上昇した事で、パフォーマンスが約2倍に向上したと評価しました(ベンチマークは標準のクロック(600MHz)で実行)。

    X10miniproquadrant

    2.オーバークロック機能

    MiniCM7には、オーバークロック機能が標準で組み込まれています。

    • クロックを上げると、高いパフォーマンスを引き出す事ができます。またクロックを下げると消費電力が抑えられ、バッテリーを長持ちさせる事ができます

    オーバークロックは、設定 → CyanogenMod設定 → パフォーマンス → CPU設定画面で、設定できます(最少19MHz、最大806MHz、標準600MHz)。
    X10miniprooverclock

    • ”警告:この先隠し機能”画面が表示されるので、危険を認識した上で”OK”をタップします
    • 過度のオーバークロックは、動作不安定や起動不能になる危険があります。オーバークロックで起動できない場合の対応策は”筆者にも”分かりません。←PC Companion でも修復できないかも・・・。

    万が一の重大トラブルからの復元方法 

    Sony Ericsson端末には、” 起動できない ”などの重大トラブル発生時に、元の(今回はAndroid 2.1)状態に復元してくれる Windows用ソフト”Sony Ericsson PC Companion”と言う強い味方があり、かなりの重症トラブルからの脱出も可能です。

    PC Companionで携帯電話を復元する手順の概略を説明します。

    Pccompanion2

    i> PC上でPC Companion起動し、Support Zoneの”開始”をクリック

    ii> 携帯電話のソフトウェアアップデートの下の”開始”をクリック

    iii> ”携帯電話が見つかりませんでした”が表示されるので、”携帯電話の修復”をクリック

    iv> ”携帯電話のソフトウェアアップデート”画面で”続行”をクリック

    v> ”携帯電話メモリに保存した個人データが消失されることを理解しています”に
      チェックして”次へ”をクリック

    vi> ソフトウェアアップデートの準備画面で3分程待つと、携帯電話の選択画面が現れるので”X10 mini pro”を選択し、”次へ”をクリック

    vii> 表示される携帯電話とPCの接続指示に従い、X10 mini proの電源を切った状態で”←”ボタンを押しながら、PCとUSBケーブルで接続

    viii> 携帯電話の修復(画面上ではソフトウェアアップデートと表示)が起動する

    ix> アップデートされた・・・との表示が出たら、USBケーブルを抜き、携帯電話の電源ON

    以上で元の状態(今回はAndroid 2.1-updarte1の状態)にX10 mini proが復元されます

    • PC Companionで携帯電話を復元する作業を”ハードリセット”と呼ぶ事があります

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    2011年12月26日 (月)

    iPhone4 SIMフリー版を日本で海外SIMを使いアクティベーションする

    • 先日(2011年12月)香港”先達広場”で,”出来心”からSIMフリー国際版 iPhone 4 (4Sではありません )を衝動買いしてしまいました。現地では忙しかったので、開封せず日本に持ち帰りましたが、仕事がやっと一段落したので、アクティベーションに挑戦した結果、成功しました。
      今回はアクティベーション方法の説明と、アクティベーションが可能な条件をある程度絞り込みできたので記事として報告します。

    今まで筆者は”スマートフォン”と言えば”Android”一筋だったので、かねてから”iPhone”だけにある?不思議な用語、”アクティベーション”なるものに”疑問”や”違和感”を抱いていました。

    今回この機会に”Android派”としてiPhonに抱く一番の疑問を解決する”実験”の意味も兼ね、iPhoneの”アクティベーション”に挑戦してみました。

    購入してしまったiPhon 4

    根がAndroid派なので、iPhoneにお金をかけたくない”いじけた”精神から、最近の iOS 5.0に触れられる上、価格が一番安いSIMフリー国際版 iPhone 4 の 8GB 白 iOS 5.0.インストール版を購入しました。

    Iphonebox
    香港の先達広場で、SIMフリー版は、SIMロック版より約4千円高い価格で販売されていました。それにしても半年前は6万円弱で販売されていた iPhone 4 が4万円台半ばで購入できるのは驚きでした。

    • ちなみにSIMフリー版 iPhone 4S 32GBは7~7.5万円程でした(64GBは品切れで価格は確認できませんでした 2011/12/15時点)。

    アクティベーション大実験

    今回は筆者にとって初めてのiPhoneで、文化の違いに大いに戸惑う次第ですが、Webなどから色々情報を得ながら”見よう見まね?”で何とか青息吐息の実験となりました。

    • 本記事はiPhone初心者が行った”馬鹿な実験メモ”としてお読みください。
    • 実験結論として、以下のiPhone 4は、SoftbankやKDDIのSIMがなくても、日本国内で、以下の条件に合う外国のプリペイドSIMがあれば(未開通や期限切れのSIMでも)アクティベーションできる事が分かりました。
    •  1.日本で外国のSIMでアクティベーション可能なiPhone 4の条件
    •   SIMフリー国際版(香港購入のもの)
    •   iOS5.0以上搭載(iOS 5以前のものは検証していません)
    •   iPhone単体でのアクティベーション(PCを接続してiTunes経由の
        アクティベーションは検証していません。iOS4以前はiTunes経由
        でないとアクティベーション不可能でした)。
    •  2.日本でアクティベーションに使用できるSIMの条件
    •   iPhoneを販売している外国のキャリアのSIM(プリペイドOK)
    •    キャリア名は以下のページでご確認下さい
         http://support.apple.com/kb/HT1937?viewlocale=ja_JP&locale=ja_JP
    •   SIMは未開通や期限切れ、チャージ切れでも問題ない
    •   どの国のSIMを使用しても、問題なく日本語化できる
    •   iPhoneをSIMロック状態で販売するキャリア(例えばSoftbank)
        のSIMでアクティベーションを行うと、元来SIMフリー版だった
        iPhoneもSIMロックされてしまう危険があるとの未確認情報
        あり、要注意です。
    •   通常サイズのSIMはハサミやSIMカッターでマイクロSIMに加工します
    •  結果を表にまとめると次の通りです

    Iactive0

    以下はアクティベーションの実際の流れです。ご興味があればご覧ください。

    • 再度確認ですが、実験はすべて日本国内(神奈川県)で行ったものです。

    実験1.iPhonを販売していないキャリアのSIMでアクティベーション←これ失敗

    まず、開封後、たまたま机の上に期限切れの中国移動”ChinaMobile”のSIMが転がっていたので、適当にSIMカッターでマイクロSIMにカットし、iPhone4に挿入してみました。電源を入れると、いきなりSIMエラーが表示され、それ以降進めなくなり、アクティベーションは失敗しました(写真)。
    Iactive1x

    WEBで調べると、アクティベーションには、iPhoneを販売するキャリアのSIMが必要との事で、実験に使用した中国移動のSIMはiPhoneを販売していないキャリアのため、エラーが表示されたと推測しました。

    iPhoneを販売しているキャリアはアップルの以下のページで確認できます。http://support.apple.com/kb/HT1937?viewlocale=ja_JP&locale=ja_JP

    やはりSIMフリー版とは言っても、アクティベーションにはiPhoneを販売するキャリアのSIM(以降有効キャリアSIM)が必要なようです。

    実験2:日本国内で海外の有効キャリアSIMでアクティベーション←これ成功

    実は筆者は”実験1”が失敗した事で、日本でのアクティベーションを半ば諦めかけました。筆者が事前にWEBで得た情報の通り、アクティベーションはAppleの厳しく管理下で行われている事実を目の当たりにしたからです。

    • 筆者は、日本でiPhoneを販売するSoftbankとKDDIの何れのSIMも所有していないので、日本国内ではアクティベーションができない可能性が強まったとの認識でした。
    • もっともSIMロックを掛けてiPhoneを販売するSoftbankなどのSIMでアクティベーションすると、SIMフリー版iPhoneにもSIMロックが掛けられてしまうとの未確認情報があり、安全のため日本キャリアのSIMは使わない方針でした。
    • 筆者は海外SIMを複数所有していますが、その中で”iPhoneを販売しているキャリア”が発行したSIMは、香港”3”とフィンランド”ELISA”およびタイ”AIS”のプリペイドSIMカードの3種類です。何れにしても原産国ではなく、遠く離れた日本国内でのアクティベーションに使おうとの試みなので、成功するか心配な状況でした。

    ここは迷わず実験を始めよう!と、半ばやけくそに、香港”3”未開通SIMを入れて電源を入れてみると今度は見事に”iPhone”の文字が表示され(写真)、アクティベーションの段階に進めそうな雰囲気です。←万歳!!Iphone4

    画面下の矢印を右に移動してロック解除するとリンゴのマークに続き、”ようこそ”と言語選択画面が表示されます。←アクティベーション開始は間違いなさそうです。

    Iactive2 Arrowright Iactive3

    Britishi Englishの下の下向きの矢印をタップすると、その他の言語一覧が表示されるので”日本語”をタップしてチェックを入れ、右向き矢印”→”で次に進みます。この状態で日本語が表示されるようになりました。

    • 言語リストの一番上は、挿入したSIMの原産国の言語が表示されますが
      (例:香港SIMは中国語、フィンランドSIMはフィンランド語、タイSIMはタイ語)、
      下向き矢印をタップすると表示される画面で日本語を選択することで、問題
      なく日本語化できました。結局
      どの国のSIMでアクティベーションしても
      問題なく日本語化できるようです。

    Iactive4

    ”国または地域”画面が表示されるので、”さらに表示・・・”をタップし、地域のリストが表示されるので、日本をタップしてチェックを入れ、”次へ”をタップし画面を送ります。

    Iactive5a
    表示された位置情報サービスに(適当に)チェックを入れ”→”でWiFiネットワーク画面に進みます。

    ここで、WiFiネットワークに接続できないと、アクティベーションが進みそうもないので、家庭で使用しているWiFi(SSID)”LoxxxxxxxxxA9”をタップして画面を進めます。
    Iactive6_2

    パスワード入力画面でパスワードを入れ”接続”をタップすると接続が開始され、成功すると目的のSSIDにチェックが入ります。”次へ”をタップします。
      Iactive7

    • この段階で、今まで”圏外”表示されていた3G回線が、接続中になり、最終的に”3”SIMのローミング契約相手のNTT DOCOMOに変わりました(次写真の画面上部通知領域、”3”の日本でのローミング先の一つがNTT DOCOMO)。
    • ここで通知領域は”圏外”表示のままで問題ありません。例えば、海外ローミング機能がないSIM(本記事でフィンランドELISAやタイAISなど)では、日本で接続先がないので、常に”圏外”が表示されますが、問題なくアクティベーションできます。
    • この事で、アクティベーションには携帯電話回線との接続は必要ない事が分ります。

    ”iPhoneを設定”画面で”新しいiPhoneとして設定”にチェックを入れ”次に”をタップし、次の画面でApple IDを持っている場合は”Apple IDでサインイン”を、持っていない場合は”無料のApple IDを作成”をタップします。

    • 筆者は、あらかじめApple IDを取得していたので、”Apple IDでサインイン”をタップして次に進みました。
    • ”無料のApple IDを作成”をタップした場合の方法は試していないので不明です。各自ご確認ください。

    Iactive8
    Apple IDとパスワードの入力が完了したら”次へ”をタップするとサインインが開始します。
    Iactive92
    サインインに成功すると利用規約の同意を求められるので”同意します”を2回タップします。

    Iactive93

    Apple ID画面で”新しいApple ID設定が・・・”が表示されますが、筆者はApple IDを既に持っていて、新たなID作成はしていないので直ちにiCloudを設定画面が表示されました。

    ”iCloudを使用”にチェックを入れ”次へ”をタップします。

    Iactive94

    iCloud使用を選択すると、バックアップがクラウド経由で可能になるらしく、ありがたく使わせてもらおうと”バックアップ作成”にチェックを入れ”次へ”をタップしました。

    iPhoneを探す”画面に進み、”iPhoneを探すを使用”にチェックをいれ”次へ”をタップします。

    Iactive95

    最後に診断使用状況を”送信しない”にチェックして”次へ”をタップすると、登録(アクティベーション)完了となり、”iPhoneを使う”をタップすると待望のホーム画面が表示され、iPhoneが正常に使用できるようになりました。

    Iactive96

                          ホーム画面Iactive97

    • 以上時間にして10分程度、特に困難も無く、あっけなく実験は成功しました。

    最終確認:まともに使えるのか?

    • 以下の疑問点がありましたが、問題ありませんでした
    • ●日本国内で運用できるのか
        ”3”のSIMを入れてiPhonoeを起動すると”3”の日本提携先の
        NTT DOCOMOに接続し通話とデータ通信が行えました。
    • Iactive11
    • ●SIMカードなしで運用できるのか
        可能です。”SIMなし”が表示されますが、気にせずにロック解除
        すれば、WiFi接続で使用できます。
        SIMを入れても”SIMに問題あり”が表示される場合も同じです。
    • ●SMSが通じない
        未開通SIMでアクティベーションをしたため、電話番号がiPhoneに
        登録(付与)されていなかったためか、SMS送受信ができません
        でした。この状態は、SIMを開通させると解消しました。
        但しこれは日本国内で開通できる機能とローミング機能がある
        ”3”のSIMだからできた事で、日本でこれらの機能がない外国
        SIMでは、SMSや通話は行えません。←当然
    • ●テザリングはできるのか
        テザリングメニューが表示されました。
         設定 → 一般 → ネットワークで表示される画面に” インターネット
         共有を設定”メニューが表示されました。
         但し香港のSIMででローミング運用中のためか、それ以降の
         メニューが選択できないので、テザリングが本当に可能かの
         判断は次回、海外で行う予定です。←これ楽しみです
      Iactive12
    • ●本当にSIMフリーなのか
        フィンランドのSIMなど香港以外のSIMを挿入してもエラーが出ない
        のでSIMフリー状態だと判断しました。

        ちなみに期限切れの海外SIMを挿入すると、”SIMに問題あり”
        が表示されました。この状態でも画面で”ロック解除”すれば、
        WiFi運用は問題なくできました。

    Iactive10

    以上iPhone初心者の未熟な実験でしたがが、未熟ながらも確認した現象をなるべく正確にお伝えした積りなので、いくらかの参考になればと思います。

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    2011年12月21日 (水)

    テザリングinハノイ mini S51SEが創り出すベトナム快適モバイル

    日本の携帯キャリアEMOBILEのSony Ericsson mini S51SE(以下mini S51SE)のテザリング機能を活用して、ベトナム・ハノイでノートPC+スマートフォン3台による海外モバイル運用を行いました。
    Sdsc_6392

    海外で、PCやスマートフォンなどの複数機材をインターネット接続しながら運用する筆者として、すべての機材のインターネット接続を1台のスマートフォンでまかなえる”WiFiテザリング”は、モバイル機能の中でも最重要との位置づけです。

    今回は、日本の携帯電話会社EMOBILEが販売する mini S51SEに、ベトナム・ハノイにおけるモバイル運用の最重要機能である”WiFiテザリング”の”重責”を担ってもらいました。

    ベトナムハノイの3G状況(感想程度の内容ですが・・・ 一応 ・・・)

    ハノイ訪問は1年半振りで、前回3Gサービスまだ十分整備されていなかったためか?極遅のGSM(EDGE)接続しかできず、我慢我慢のモバイルでした。

    最近は、各キャリアが3G体制を整え、ソフト面でもお得なデータ定額などサービスを完備するなど旅行者が手軽に高速通信を利用できる環境が整ったとの情報をWEBで得て、今回ハノイ入りしました。

    結論として、少なくとも今回利用した現地携帯通信キャリア”VinaPhone”の3G携帯網は満足できるスピードと安定性を備え、実用的なモバイルが行える事が確認しできました。

    ”VinaPhone”に対しては、今後の利用者増にも適切な設備増強で対応し、満足度レベルを維持してほしいと願います。

    まず空港で・・・”お約束”のSIM調達

    空港到着後に通貨両替に続いて優先する作業はSIM調達です。

    ハノイノのイバイ国際空港でSIMを販売している店舗は2店あり、どちらも税関を抜け、出迎えが待つ1F到着ロビーの出口を出て正面の、”SIM CARD”のネオンを掲げる”Vietnamobile”カウンターです。

    • 到着ロビーへの出口は2か所ありますが、何れも正面に”Vietnamobile”のカウンターがありました。

    Spict6514

    カウンターで、”SIM CARD”と告げ、今回滞在期間4日間のデータ通信と、国際電話を多用する旨の希望を伝えると、現地携帯電話通信キャリア”VinaPhone”の200万ドン(8千円)の3G通信・通話兼用SIMを勧めてきたので、少し高すぎると半分の100万ドン(4千円)のSIMを購入しました。

    なお購入時にパスポート提示を求められました。

    SIMの開通や設定・データー通信の申請は、カウンターの女性にスマートフォンを手渡して、すべてお任せしました。

    • 購入した4千円のSIMは、かなり高額ですが、32GB分の3Gデータ通信と103分の国際電話料が含まれるとの事で、今回国際電話を多用する予定があり購入しました。
    • カウンターには、様々なキャリアの様々なSIMが一同に販売されていて、事前にインターネットで調査したり、店員とじっくり話をしながら選べば、もっと安価で有利なSIMを購入できたと思いますが、今回モバイル運用が主目的なので、SIMの調査は行いませんでした。
    • SIMは街の中のいたる所で調達できます。例えば清涼飲料水だけを販売する、掘立小屋としか見えない”店”にも”SIM”と貼り紙がありました。但し、そんな所で購入したSIMが、モバイル通信に十分な機能に対応しているか、購入していないので分かりませんでした。

    Vinaphone

    • 一応SIMの設定を書いておきますが、今回はSIMの調査はしていないので、余り参考にならないと思います。

       SIMカード名称    : VinaPhone TASECO Sim Vina 100
       アクセスポイント名 : VINAPHONE(任意の名前)
        APN         : v-internet (1年半前は確かm3-woaldでしたが・・・)
        ユーザー名      : mms
        パスワード      : mms
    •  開通方法      : 不明(今回SIM調査は行いませんでした)
    •  データ定額等    : 不明(     同上             )
    • Vinaphone
    • 開通方法やプランの設定はすべて店員にお任せしたので不明です。
    • 1年半前に訪問した時に購入した同じVinaphone SIMのデータ通信設定は、APNが”m3-woald”でしたが、今回は”v-internet”を設定しました。
    • 一方、APN”v-internet”はVietnaMobile社のSIMのAPN設定だったと記憶していたので、もしかするとVietnaMobile社とVinaPhone社は、どちらかのMVMOの関係ではないかと想像しました。但し、今回はSIMの調査はしない予定なので、想像だけで真相はペンディングです。

    いよいよモバイル実践

    移動中のナビゲーション : mini S51SEのGPS性能に満足

    ハノイノのイバイ国際空港は、ハノイ中心部から約30km北にありますが、しっかりした交通手段が無く、タクシーやミニバス(一種の乗合タクシー)、路線バスを利用する以外市内へ行く事はできません。

    料金的に路線バスが一番低価格ですが、途中乗り替えが必要との事で、地理不案内の筆者としては不安なので、今回は次に料金が安いミニバスを利用しました(写真)。
    Spict4598_2
    ミニバスは、乗りあわせた乗客(大部分外国人)のホテルを順番に経由しながら、最終目的地に向かうので、運行ルートは毎回異なります。

    このため地理にうとい筆者としては、ミニバスが正しく目的地に向かっているか、運航状況を確認して不安を少しでも解消したい所です。

    そこで活躍するのがモバイルGoogle Mapです。モバイルGoogle Mapは世界中をカバーしている地図なので、海外でも日本でも同じようにGPSで測定した現在の位置と進行方向を地図上に表示してくれます(写真)。
    Screenshot_20111211_1043_1

    • 特にmini S51SEのGPSは、精度と感度が優れているとの筆者の評価で、今回も安心して位置確認を任せる事ができました。ちなみに比較のため、GPS感度や精度に問題があるGalaxy Sを同時に使用しましたが、mini S51SEと異なり、車外の風景と明らかに符合しない現在地を示すこともあり、結果的にmini S51SEのGPSが優れているとの評価を裏付ける結果になりました。

    Google Mapでは、ホテルの住所を”地図を検索”ボックスに入力する事で、ホテルの位置を正確に表示してくれるなど、土地勘がなく、言葉も分からない異国の地ではとても力強い味方です(写真:ホテル近くの住所を検索した表示)。

    Hanoihotel2
    今回はGoogle Mapに加え、GPSの位置情報を地図にプロットしてくれる無料アプリ”山旅ロガー”を、ハノイに行きの便が出発する香港空港から起動させていたので(飛行中は当然スマートフォンの電源をOFFにしておきました)、香港からホテルまでの移動経路をすべてがプロット(記録)できました(写真)。
    Hanoitrack1

    • 山旅ロガーで記録した移動経路データーは、日本国内なら国土地理院の日本地図上にダイレクトに表示できますが、世界中を網羅するGoogle Mapに表示させるには、山旅ロガーのメニューから”MyTrackを起動”を選択する必要があります。
    • ”山旅ロガー”、”MyTrack”はあらかじめAndroidマーケットからインストールしておく必要があります(どちらも無料)。
    • 山旅ロガーから”MyTrackを起動”を選択してMyTrackが起動すると、経路データーが自動的にMyTrackに送られ(エクスポート)、記録された移動経路がGoogle Map上に表示されます(写真上および下)。Screenshot_20111222_2117_2

    海外ではタクシーなどから法外な料金を要求されたり、遠回りされて高額な運賃を要求されるケースがあり、自己防衛のためにも位置確認はかかせません。

    Spict6600
    また、街の中を徒歩で移動する場合もGoogle Mapは有効です。今回は、航空会社の事務所やレストラン(有名な店に限る)に立ち寄りましたが、その際に地図検索で位置が確認できたので、ガイドブックを見ずいに問題なく到達できました。
    Catheypacifichanoi

    ホテルでモバイル運用・・・いよいよテザリングの出番

    ここからはホテルでのモバイル運用ですが、筆者としてホテルでのモバイルは、屋外でのモバイルよりも重要度が高いと考えています。

    屋外のモバイルでは、どうしても携帯性の高いスマートフォン主体となり、情報収集や連絡等限られた範囲の仕事しか行えませんが、収集した情報の整理やレポート作成、ブログ書き込み、WEBでの調査など、仕事をするには、少なくとも筆者は、PCが必須です。

    結果として、PCを使えるホテルの客室は仕事場(オフィス代わり)になり(ハノイでは、パソコンを持ち込んで長時間作業できる喫茶店やファーストフード店などの場所は見つかりませんでした)、インターネット接続環境は絶対必要な仕事場のインフラとなります。

    Spict6594

    いつもホテルの予約をする時は、インターネット設備完備を条件に選定を行いますが、インターネットは完備していたとしても、ホテルが提供するインターネットは、設備が貧弱な場合が多く、利用が集中する朝や夜の時間帯に”激遅”になったり”接続できない”事も珍しくなく、仕事にならない事が何度もありました。

    そんな時、最も期待するのが、携帯電話回線によるインターネット接続環境と、接続したインターネットをWiFiでPCなどの他の機材に届ける”WiFiテザリング”機能です。

    • 携帯電話回線のインターネット接続も、利用集中で同じ問題が起きる事がありますが、集中する時間帯がずれるので、ホテル回線と携帯電話回線をうまく切り替える事で一定レベルのデータ速度を維持する事ができます。

    今回宿泊したハノイ旧市街中心部のミニホテル”ラッキーホテル”(写真)も例外でなく、朝と夜はホテルの有線・無線LANに利用が集中し、使い物になりませんでしたが、携帯電話回線は一日中ほぼ問題ない速度で安定した通信ができました。

    Luckyhotel

    • ハノイの携帯電話回線の最悪状態
    • 写真は、今回のハノイで携帯電話回線が一番遅いと感じた時に行った速度測定結果です。上りの速度が極端に遅くなっていますが、下りは一応の合格点、1,5Mbpsを確保しています。
    • Hanoispeedtest
      しかし、さすがに上り速度がこの遅さだと、接続エラー続出状態になりました。

    写真は、mini S15SEのWiFiテザリング機能を使い、PCをインターネットと接続して、日本のTV番組を視聴している画面です。mini S51SEは、日本のTV番組の長時間ストリーミング再生でも、切断することなく、安定した動画視聴環境を提供してくれました。

    Spict6583_2

        写真:mini S15SEのWiFiテザリングで日本のTV番組視聴中のPC:ハノイにて

                ≪参考≫WiFiテザリングとモバイル

    • PCやスマートフォンなど複数の機材を外出先で同時にインターネットに接続して運用するには、それぞれの機材を個別に携帯回線に接続すれば可能ですが、機材の台数分の携帯回線契約が必要で、設定の手間やコストを考えると賢い方法ではありません。
    • 最近の国際版スマートフォンに標準装備される”WiFiテザリング”機能は、この問題を一挙に解決する切り札機能です。
    • スマートフォン単体でのモバイル運用では、限られた機能しか実行できません。一方、WiFiテザリングでPCなどすべてのWiFi機器をモバイルに参加させる事で、日常のオフィスや家庭でできる殆どすべての事がモバイル現場で実現できるようになります。こうした点で、WiFiテザリングはモバイルの中核機能と考えられます。
    • WiFiテザリングの動作は、家庭で使われる無線LANルーター(無線LAN親機)と同じで、無線LAN(つまりWiFi)を通じPCやスマートフォンなどの子機をインターネット接続します。
    • スマートフォンのWiFiテザリングと家庭や会社の無線LAN親機の違いは、インターネットとの接続方法が異なるだけです。つまりスマートフォンは携帯電話通信会社の回線でインターネットと接続するのに対し、会社や家庭の無線LAN親機は、ADSLや光ケーブルでインターネットと接続します。

    •    注:mini S51SEではWiFiテザリングをボータブルWiFiアクセスポイントと
           呼んでいます

      Screenshot_20111211_1916
    • WiFiテザリングでは、スマートフォンにもよりますが、携帯回線契約(SIM)が1回線分あれば、通常3~5台の機材(PCや他のスマートフォンなど)をインターネットに接続できます。
    • 残念ながら日本の携帯電話会社が販売するスマートフォンで海外でテザリングが可能なのはEMOBILEの一部の機種のみで、DoCoMoなどはSIMロック解除に踏み切ったものの、肝心な海外テザリング機能に関しては制約を残したままなので、使い物になりません。

    イーモバイルmini S51SE総括

    イーモバイルは、公式にテザリングの利用を認めている日本で数少ないキャリアで、同社の販売するSony Erricson mini S51SEは国際版でないにも関わらず、SIMロックがなく、制約のないテザリング機能を搭載する、実質国際版と言えるスマートフォンです。

    しかもスマートフォン単体のみならず、WiFiテザリングのパフォーマンスも秀逸で、文句なしに国”内・海外モバイルの中核を担えるスマートフォン”との筆者の評価です(写真:Quadrantによるmini S51SEの素晴らしいパフォーマンス)。

    S51sespeedtest

    結論:日本キャリアのスマートフォンを見直しました!!

    今まで、海外でWiFiテザリングを含むモバイルを活用して仕事をする機会が多い筆者としては、国際版スマートフォンがないと仕事ができないとの認識でした。

    そのため、次のような制約や問題を抱える国際版のスマートフォンにも関わらず、香港などからわざわざ購入し、日本語化や時にはしかるべきソフトをインストールするためにroot化などの危険を冒して、WiFiテザリング機能を求めて来た経過があります。

    •  国際版スマートフォンが抱える制約
    •   高価 ( 日本は世界で一番安く携帯電話を買える国 )
    •   日本語が扱えない
    •   日本で製品保証や修理の受けられない
    •   日本での運用は電波法に触れる可能性
         (海外のローミングSIMが入った状態なら例外扱いとの噂がある)

    しかしテザリングを含む、すべての海外モバイル必須の機能の制約を取り除いた、純正日本キャリア:EMOBILEの、Androidスマートフォンmini  S51SEが、海外モバイル運用の現場で、国際版に全くひけをとらない大活躍する様子を、身をもって体験しました。

    更にmini  S51SEは、日本で販売された端末だけに、日本語機能も万全で、日本国内で合法的に運用可能、日本で保証も修理も受けられる・・・など、国際版では決して望めない良い事ずくめの利点があり、”海外モバイルは国際版スマートフォンでないと使い物にならない”という今までの概念えを180度改めました。

    • mini S51SEで唯一残念なのは、搭載されているFMラジオが日本専用なので、
      海外でFM放送が聴けない事です。
      この点の解決策は、以下の当ブログ記事に詳しく解説したのでご参照下さい。
          ”EMOBILE SonyEricsson mini S51SEのFMラジオ国際化

    DoCoMoのスマートフォンは残念な事だらけ

    • 日本人として残念なのは、DoCoMoがSIMロックを解除すると高らかに謳ったSIMフリー端末のWiFiテザリング機能です。同社のテザリング機能には、機能を台無しにする巧妙な制約を仕掛けられています。注:Xi端末でのテザリング機能の制限内容は、現時点(2012年1月)で不明です。
    • この制約があるのでDoCoMo端末はいくらSIMロック解除をしても、海外でWiFiテザリングは使い物になりません。
    • 結果筆者としては仕事用では使えません。
    • DoCoMoからは、多数の魅力的な端末が、魅力的な価格で販売されていますが、海外での筆者のモバイル運用には”利用価値”がありません。結局今後も香港などで、不便で危険で怪しい国際版端末を購入する破目になるのでしょうか。

    注意 : 筆者はいかなるキャリアや端末メーカーと利害関係はなく、独自に体験・調査した内容を正確さと公平性に留意して記事にしています。

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    2011年12月 7日 (水)

    EMOBILE SonyEricsson mini S51SEのFMラジオ国際化

    EMOBILE SonyEricsson mini S51SE(以下mini S51SE)を、国内/海外モバイル用に購入しました。

    即戦力の海外モバイル中核機:EMOBILE SonyEricsson mini S51SE

    mini S51SEは日本の携帯電話会社が販売する端末にも関わらず、SIMロックがなく、テザリング機能搭載で且つ制約がないなど、海外モバイルに必要な機能すべてが搭載されていて、買ったまま成田から出国しても海外スマートフォンや海外モバイルの中核機材として、即戦力で活用できるモバイラーとして申し分ない端末です。

    S51semini
    また、日本国内で販売されている端末ならではの日本語環境や、製品保証・修理サービスが日本で受けられる点は、国際版では考えられない利点です。

    または”世界一携帯電話が安く買える国”と評判の”日本国”での販売だけあって、初期投資ゼロ円で購入できる可能性も魅力です(その代わり2年縛り契約とかありますが・・・)。

    残念なFMラジオ問題

    mini S51SEにあえて注文を付けるとすれば、FMラジオです。mini S51SEiのFMラジオは、日本のFM周波数対応なので、海外のFM放送はほんの一部しか聴けません。

    海外で現地のFM放送を聴く事が楽しみな筆者にとって残念な事で、是非日本・海外両方のFM放送が聴ける”国際化”をしたいと思います。

    • 日本だけ特異なFMラジオ周波数帯
    • 日本のFMラジオ周波数帯は世界と異なります(以下)。このためmini S51SEでは海外でFMラジオのほんの一部の放送局しか聴けません。
    •  日本のFMラジオ周波数帯  76 ~ 90MHz
    •  海外のFMラジオ周波数帯  87.5 ~ 108MHz

    国際版miniにもFMラジオ問題が・・

    mini S51SEのメーカー:Sony Ericsson社は、海外では国際版仕様の兄弟機 Xperia mini ST15を海外で先行販売しています。Xperia mini ST15には、海外対応のFMラジオが搭載されているので、日本ではFMラジオが聴けない”逆の問題”を抱えています。

    Xperia mini ST15では、有志の努力・・・の結果、既に日本のFMラジオ周波数への対応が実現しています。

    • 驚く事にEMOBILE mini S51SE搭載のFMラジオは、”有志の努力・・・”と表現した”国際版FMラジオの日本FM周波数帯対応手法”をそのまま採用する形で、日本周波数に対応させています。
      つまり、個人レベルの有志が努力して確立した手法は、立派な会社組織を持つEMOBILEが採用する程の立派な手法だったと言う事です。
      いつもながら有志の方の努力に頭が下がります。

    周波数帯切り替えプロセス

    有志の努力・・・により国際版のXperia mini ST15のFMラジオ周波数帯を決めるプロセスは、既に判明していますが、同じプロセスがEMOBILE mini S51SEでも利用できそうです。

    判明している切り替えプロセスは次通りです。

    • プロセス
      mini S51SE搭載のFMラジオの対応周波数帯は、次の条件で日本・海外用に切り替わります。これは国際版のXperiaシリーズのFMラジオと同じです。
    • ●日本のFM周波数帯に対応する条件
    •  指定パス設定ファイル”custom_settings.xml”が存在し、内容に
    •  以下の日本FM周波数対応の記述がある場合
    •   指定パス
    •   /system/etc/customization/settings/com/sonyericsson/fmradio/
    •    設定ファイル
    •   custom_settings.xml
    •   日本FM周波数対応の記述(”custom_settings.xml”ファイル)
    •   <?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?>
        <settings version="1">
         <setting key="frequency-band" runtime="false">Japanese</setting>
         <setting key="frequency-least-step" runtime="false">100</setting>
        </settings>
    • ●海外のFM周波数帯に対応する条件
    •  日本のFM周波数帯に対応する上記条件が1つでも満たされない場合
    •  具体的には
    •   ・指定パスが存在しない場合
    •   ・指定パスに指定ファイル”custom_settings.xml”が存在しない場合
    •   ・指定ファイルに日本FM周波数対応の記述がない場合

    FMラジオ国際化作業

    ここからは、mini S51SEのFMラジオを自由に日本用/海外用に切り替える”FMラジオ国際化”作業の手順を説明します。

    • 国際化とは、モバイル移動先などで(PCと接続する事無く)mini S51SE単体で、FMラジオを日本用/海外用に切り替える機能や方法を持つ事です。
    • 作業にはroot化が必要です。root化によりメーカー保証やアップデートが受けられなくなる可能性があり、危険を十分認識して自己責任の下で作業を進めて下さい。
    • 参考
    • rootだけなら、PC上のSEUSによるハードリセットでroot取り以前の(保証やアップデートが受けられる)状態に戻せるとの情報がありますが、未確認です。
    • 作業の結果”起動できない”など問題が起きた場合、PC Companion で購入時の状態(ちゃんと動く状態)に復元できます。詳細は以下をご参照下さい
    • http://paso-kon-seikatsu.cocolog-nifty.com/blog/2012/01/xperia-x10-mini.html#pccompanion

     ①root化( PC作業 )

    • root化アプリをPCにダウンロード
    • PCから以下のサイトに行き、[Download Links]下のリンクをクリックして
      DooMLoRD_v3_ROOT-zergRush-busybox-su.zipDooMLoRD_v3_ROOT-zergRush-busybox-su.zipを(PCに)ダウンロードします。
    • http://forum.xda-developers.com/showthread.php?t=1320350
    • PCとmini S51SE接続
    • mini S51SEの電源を入れ、設定 → アプリケーション → 開発で表示された画面の”USBデバッグ”にチェックを入れます。
    • USBケーブルでmini S51SEとPCを接続します。
    • root化
    • ダウンロードしたファイルをPC上で解凍します。
    • 解凍で作成された”DooMLoRD_v3_ROOT-zergRush-busybox-su”フォルダー内の”runme.bat”をクリックしてroot化アプリを起動させます。
    • アプリ実行中は写真の画面が表示されます。
    • S51serooting1
    • 画面の指示に従いPCの任意のキーを押すとroot化が開始します。
    • 画面に”ALL DONE!!!”が表示されたらroot化完了です。
    • PCとmini S51SE間のUSBケーブルを取り外します。
    •   root化は、mini S51SEのアプリケーション画面”Superuser”
        アイコンが表示されかどうかで確認できます。
      Superusericon

     ②”Super Manager”導入(mini S51SE作業)

    • ”Super Manager”インストール
    • アンドロイドマーケットから”Super Manager”をインストールします。    
    • ”Super Manager”を起動し、確認画面で”OK”をタップします。
    •  注:”Super Manager”はsystem領域を操作できる機能を持つ
          ファイルマネージャーです。

         ”FILE EXPERT”などsystem領域を操作できるファイル
          マネージャーなら、使用可能です。
    • ”Super Manager”設定
    • 画面下のタスクバーの < または > (写真の青矢印)をタップしてFile Manager画面に切り替えます。
    • 2行目の”File Manager”(写真の左方向赤矢印)をタップし、ファイル・フォルダをエクスプローラー表示させます。
    • Supermanager1_2
    • mini S51SE本体のメニューボタン(写真下)をタップし、メニューからSetupをタップします。
    • Supermanager2
    • 画面の”ROOT”をタップし、次の画面で”Enable ROOT function”をチェックします。
    •   注:ここでroot操作するかどうか確認が表示されたら”OK”をタップします。
    • Supermanager3
    • mini S51SE本体の戻るボタン(写真下)をタップし、ファイルマネージャー画面に戻ります。
    • Supermanager4

     ③ファイルマネージャー操作(mini S51SE作業)

    • ファイルマネージャーのエクスプローラー表示の上部”Back up level folder”をタップして、” /  ( r/o ) ”(rootディレクトリ)(写真中央の青矢印)に移動します。
    • Supermanager5
    • 画面を上下にスクロールし”system”ディレクトリをタップします。
    • ”Switch System Function”画面が現れるので”RW”ボタンをタップします。これでsystemディレクトリが変更可能な状態(RW属性でのマウント状態)になります。
    • Supermanager6
    • 続いて”etc” → ”cuutomization” → ”settings” → ”com” → ”sonyericsson”をタップし、指定パスに移動します。

     設定ファイルの作成(参考資料)←EMOBILE版では作業不要

    • EMOBILE SonyEricsson mini S51SEには設定ファイルが指定パス上に存在する状態で販売されているので本ステップは必要ありません。
    • ST15やSK17等の国際版mini/mini Proでは設定ファイル(”custom_settings.xml”)をPCで作成し、SDカードにコピーした上で、”supermanager”で指定パスに作成した”fmradio”ディレクトリに保存する必要があります。
    • ”custom_settings.xml”ファイルの内容は、本ブログの周波数切り替えプロセスの日本FM対応の記述(”custom_settings.xml”ファイル)をご参照下さい。

     ④日本用/海外用FM周波数切り替え(mini S51SE作業)

    • ”fmradio”ディレクトリにチェックを入れ、画面下のタスクバーを左右に動かし”777”と表示されたアイコンをタップし”Change File Mode”を表示させます(写真)。
    • ”Change File Mode”のチェックボックスを、日本FM周波数対応・海外FM周波数対応それぞれの写真と同じ状態にチェックを入れます。
    • Supermanager7
    •   日本FM周波数対応 → EXECすべてにチェックを入れる
    •    FMラジオアプリが”fmradio”ディレクトリを参照可能にします  
    •   海外FM周波数対応 → EXECすべてのチェックを外す
    •    FMラジオアプリが”fmradio”ディレクトリを参照不可能にします
    • OKボタンをタップするとFMラジオ周波数変更設定が完了します。
    •   切り替えた設定は、FMラジオアプリを再起動すると反映されます。
    • 設定完了後に最初にFMラジオを起動した画面(写真)で、下限周波数を見ると、設定状況が分かります。
    • Fmradiodifference

    国際化したFMラジオでFM周波数変更手順・まとめ

    ここまで作業が完了していれば、mini S51SE単体でFMラジオ周波数変更が行えます。

    少々長い手順ですが、PC接続やadbコマンドなしで日本・海外のFMラジオを切り替えられる点で、かなりの成果との自己評価です。

    • 注:ここでの方法はmini S51SEのFMラジオの国際化が、上記手順
        により完了している事が前提です。
    日本 → 海外周波数変更方法 海外 → 日本周波数変更方法

    ① Super Managerを起動
    ② 画面下の < > をタップして
      File Manager画面に移動
    ③ 2行目のFile Managerをタップし
      エクスプローラー画面を表示
    ④ 上部のBack up level folderを
      タップし”/ ( r/o )”に移動
    ⑤ systemフォルダをタップ、次の
      Switch System Functionで
      RWをタップ
    ⑥ 所定パスに移動し”fmradio”
      ディレクトリにチェック
    ⑦ 画面下のタスクバーの”777”
      アイコンをタップ、表示された
      Change File ModeでEXECの
      チェックを全部外しOKタップ

            以上すべてS51SE上の作業

    ①       同左
    ②       同左
        
    ③       同左
        
    ④       同左
        
    ⑤       同左
        
        
    ⑥       同左
        
    ⑦ 画面下のタスクバーの”777”
      アイコンをタップし表示された
      Change File ModeでEXECの
      チェックを全部入れOKタップ

        以上すべてS51SE上の作業

    今後専用スクリプトやウィジェットなど、手順簡素化の意思はありますが、シェルスクリプトが使用できないなどの困難があり、時間もない事から実現は遠いとの予想です。

     トラブルシュート

    • ある時を境に周波数切り替えができなくなった
    • Super Managerが自動更新でアップデートされると、ROOTの扱いなどの設定が
      デフォルトに戻ってしまうのが原因です。本記事
      ”Super Manager”設定
      参照して”Enable ROOT function”のチェックを入れ直して下さい。

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    2011年11月27日 (日)

    パソコン故障は修理か新品買い替えか 変わる修理の常識

    個人で8年間運営している”パソコントラブル対応”ビジネスで体験する”パソコン修理”に関する話題です。

    パソコン修理の新たな常識を知ろう

    パソコン修理の常識を変えた新品パソコンの価格低下

    ”パソコンが故障したら修理”が今までの常識でしたが、最近は”パソコンが故障したら買い替え”と常識が変化しています。

    変化の理由は、新品パソコン価格低下に対してパソコン修理代金が高止まりしている事で、修理の割安感(価格優位性)が失われたためです(グラフイメージ参照)。 

    Photo_8例えば全く起動しないなどの大規模故障では、4~10万円の修理費用がかかりますが、新品パソコンは2011年現在で平均価格が7万円台前半(BCN調査データ)まで落ちているため、修理代を下回る事も珍しくありません。

    新品パソコンは性能が高い上、一年間の保証が付く一方、どんなにお金を掛けて故障修理しても、性能が以前より上がる事はなく、保証は実質ない状態です。それにも関わらず今まで修理が広く行われていた理由は、新品買い替えに比べてかなり安価という価格優位性があったからでした。

    しかしその割安感(価格優位性)が失われた事で、修理の常識が変化しているのです。

    それでも修理がお得なケースも・・・修理が妥当な場合もある

    修理の常識が変化したとしても、すべてに当てはまるわけではありません。新品買い替えに比べて圧倒的に料金が安い小規模故障に対しては、依然として修理がお得です。

    それではどの金額までの修理ならお得なのでしょうか。

    これは”いくらまで”と一概に言える程簡単ではありませんが、修理業者として扱った各種事例を統計分析した結果、次の”妥当な修理代”グラフの「修理代範囲」で示す範囲に収まる金額の修理なら、新品買い替えより修理がお得(妥当)との結論を得ています。Photo

    • 縦軸は”新品パソコンの価格”に対する”修理代金を”%”で表したものです。
    • グラフは、筆者が運営するビジネス遂行で得た事例データーを、独自の統計処理で導いた”本来社外秘”扱いのデーターです(別の統計データーを持つ他業者とは、数値や解釈に違いがある可能性があります)。
    • 注:本データーに関するご質問やコメントにはお答えいたしかねます。

    グラフでは、例えば使用期間4年目(購入後4年目)のパソコンを修理するケースでは、その時点で販売されている新品パソコン価格が7万円なら、修理代はその”40%”の2万8千円以内に収まれば妥当である事を示しています。

    • 購入一年以内のパソコンは、保証があるのでいかなる故障も製造メーカーの責任で修理させるのが妥当です(グラフでは0%と表示)。

    また、寿命を超えた6年目以降のパソコンは、余程小さな故障でない限り修理は無駄で、新品買い替えが妥当です。

    • 2回以上故障が続けて起きたら、1回目の修理代との合計をグラフにあてはめて判定します。例えば2回目の故障で1回目の修理代との合計が妥当範囲を超える場合、1回目の修理は無駄になりますが、修理の泥沼にはまる危険から逃れるため、2回目の故障は修理をせずに、思いきって新品買い替える結論になります。

    グラフで示す範囲を超える金額の修理は、一見新品買い替えより安価でお得に見えても、寿命を考えた長い目で見ると、結局損になる可能性があります。

    筆者はこの妥当な修理代グラフに沿って、お客様からの修理依頼をお請けするか、新品買い替えをお勧めするか判断しています。

    • 筆者はパソコン販売業務を行わない修理専門業者なので、パソコン販売店やメーカーとはいかなる利害関係もありません。
    • 筆者はお客様の新品パソコン購入で利益を得る事はありません。むしろ修理案件が1件減る事で利益を失う立場です。
    • 利益に繋がる修理ではなく、むしろ利益を失う新品買い替えをお勧めする場合があるのは、お客様の利益優先のビジネス理念によるものです(宣伝ではありません)。
    • また、新品買い替えをお勧めしても、やはり修理をご希望される場合は修理をお引き請けしています。
    • ここで再度確認ですが、パソコン修理は、故障部分だけを対象にした作業です。

    • パソコンは時間と共に劣化し続け、最後に寿命を迎えますが、修理により修理対象部分だけは新品になったとしても、それ以外の修理対象にならなかった部分の劣化はそのまま残ります。

    • よって部品の”全交換”をしない限り、修理でパソコンの寿命を延ばす事はできません。

    修理代の妥当性グラフは、パソコンの寿命の考えが盛り込まれています(パソコンの寿命については記事後半の付録”1:パソコンの寿命について”をご参照下さい)。

    修理で損をしない方法を知ろう(修理実践編)

    ここからは実際に修理を依頼する場合、どうしたら修理代を妥当な範囲に収めるか、注意点を解説します。

    修理前の見積もり確認が重要

    パソコンが故障したら、修理代を算定し、その金額を新品パソコンの価格と比較する事で、修理をするか、新品に買い替えるか、対応を決める必要があります。

    修理代算定は、パソコンメーカーや販売店の修理受付や修理業者に見積もりを依頼して行います。但し、見積もりだけの依頼は受け付けてもらえない可能性があるので、形式的に故障パソコンを持ち込んで修理を依頼してしまいます。

    但し、この際「実際に修理するかどうか見積もり金額を見て決めるので、それまで修理を始めないでほしい」旨の希望をはっきり提示します。こうした希望を出す事で、見積もりだけ依頼したのと同等の効果を持たせます。

    • 見積もりを確認しない修理依頼は危険です。料金が青天井となり、新品価格を上回る請求が来る最悪の事態を実例で多く目にしています。作業が始まると修理は取り消しできないので、事前の見積もりチェックは慎重に行う必要があります。
    • 修理を依頼するメーカーや業者によっては、見積もりが有料になる場合があります。
    • この場合、見積もりを依頼せずに、修理代の上限金額を指定します。例えば「2万円以内なら修理するがそれ以上なら修理しないでパソコンを返却してほしい」旨の希望を提示します。この希望により、見積もりを依頼しなくても修理代が青天井になる危険を回避できます。

    見積もり金額が出たら、”妥当な修理代”で示した金額と照らし合わせて、修理するか新品に買い替えか、決断を下します。

    決断結果が新品買い替えの場合、結局修理しなかった故障パソコンを業者から引き取り、新品パソコンを購入する事になります。

    • ここではGood Luck! 良いパソコンが購入できる事をお祈りしています。

    実際に修理を始める前の注意点

    見積もり段階でストップしていた修理作業を再開させる際には、修理業者に次の点についての確認や依頼をする必要があります。

    • 1.パソコン内のデーターの取り扱い方法と保護依頼

        修理を依頼するパソコンには大切なデーターが保存されている
        ので、消失や漏えいが無いよう万全な態勢で臨んでもらいたい
        旨を依頼します。

    • 2.納期確認

        部品がないなどの理由で、2ヶ月近く修理が完了しなかった事例
        を見ています。修理中に困難が発生し、納期や修理代金に変化
        が予想される場合、事前に連絡の上、了解をとるよう依頼します。

    • 3.修理の保証内容確認

        修理には保証がないか、あったとしても3ヶ月程度の短期間なのが
        普通です。また、保証範囲も修理した部分限定が普通です。
        修理完了後も、誤診や作業失敗で故障が再発する場合があり、
        しっかり保証内容を確認しておく事が得策です。

    これら3点について、確認できなかったり、希望に沿わない場合は、修理を中止して「新品買い替え」に方針転換する事が必要になるケースもあります。

    以上が整ったら修理を開始させましょう。

    • ここではGood Luck! パソコンの修理が早く完了し、楽しいパソコン生活が戻る事をお祈りしています。

    付録:パソコン修理に関連する参考情報

    1.パソコンの寿命について

    パソコン修理ビジネスで得た知見(下表)を分析するとパソコンの寿命を推定できます。

    • 表は筆者が運営するビジネス上の事例データーに独自の統計処理をして得た”本来社外秘”扱いのデーターです(別の統計データーを持つ他業者とは、数値や解釈に違いが出る可能性があります)。
    • 注:本データーに関するご質問やコメントにはお答えいたしかねます。

    Photo_2
       *「最新機種との性能比」欄の値は、今まで1年半でパソコン性能が
        2倍に向上してきた事実を捉えた”ムーアの法則”(経験則)を逆算
        したものです。
       *セキュリティー欄の記号は、負荷の高いセキュリティー対策ソフトが
        快適動作が○、低速動作が△、動作しないまたは機種が古すぎて
        どのセキュリティーソフトも対応しない場合は×を表します。
       *”最近コンテンツ”とはインターネットの最新技術を採り入れた動画
        などの動的コンテンツを表します。

    この表から、筆者のビジネス運営上の基本データーとして「パソコンの寿命」を6年と算定しています。

    寿命が切れた危ないパソコンの手配書

    まず写真をご覧下さい。

    Oldwindows_2

    • 写真は何れも6年以上経過した危ないWindowsパソコンの起動画面です。
    • これらのWindowsを搭載したパソコンは、既に寿命が尽きている上、余りにも古いので、対応できるセキュリティーソフトが存在しません。
    • 言うなれば、あらゆるセキュリティーソフトから見放され相手にもされていない”セキュリティー空白地帯”に存在する危険なパソコンと言えます。
    • ウィルスは、インターネットに接続するしないに関係なく、脅威に変わりありません。インターネットと接続していなくても、USBやCD/DVDなどを経由したウィルス侵入の例は頻繁に起きています。
    • セキュリティーソフトの防御がなく、危険に無防備なこれら手配書のパソコンの使用は”即刻中止”すべきです。

    2.パソコンで一番大切なデーターを重視しないパソコン修理業界

    パソコンには、文章、メール、アドレス帳、写真、音楽、動画など大切なデータが保存されています。

    その中にはプライバシーや機密に属するものや、一旦失われると永久に取り戻せない”かけがえのない”データーも含まれ、万一漏えいや消失の事態になると、測り知れないダメージを被ります。

    Photo

    • 修理を外部に依頼する事は、これら貴重なデーターを”見ず知らずの他人に託す”危険な一面がある事をしっかり認識する必要があります。

    残念な事に、メーカーや販売店の故障修理では、データーについて責任を負わない姿勢がほとんどです。つまり、最初からデーター保全は行なわないと宣言し、もし漏えいや消失が起きても責任を負わない姿勢です。

    • メーカーや業者によっては、責任を回避するため、”データーに関して文句を言わない”旨の承諾書を提出しないと修理を受け付けない場合もあります。

    もし、漏えいや消失で問題になるデリケートなデーターがパソコン内に保存されている場合、修理依頼先でのデーター安全性が担保されない限り、修理依頼は避けるべきです。

    • 大金が入った金庫が開かないトラブルのため、見ず知らずの業者に金庫を預け、所有者の目の届かない場所での解錠作業を依頼する危険に匹敵します。
    • データー保全はどうしたらよいのか
    • 修理業者でのデーター保全ができない場合は、故障修理を後回しにしてもデーター保全と漏えい防止を第一優先で行う必要があります。
    • データー保全は、故障したパソコンからデーターを抜き出して安全な方法で保存するのに加え、漏えいすると大事に至るデーターを完全に消去する作業です。
    • データー保全は、専門業者やデーター保全と修理を両方手掛ける業者に依頼するのが普通です。何れの場合も、料金はそれなりに高額になる傾向です。
    • また、データー保全を行う業者の数は少なく、簡単に発見できない可能性があります。
    • そのような場合の参考用に、次の項目でデーター保全の概要を説明します。
    • データーは”金庫の中のお金”に例えられる程パソコンの中で最も貴重な存在です。

    • データーは故障や操作ミスの一瞬の間に、永久に消失したり漏えいする可能性があるデリケートな存在です。

    • 貴重でデリケートなデーターを守るには、各自が日頃からこまめに安全な場所にバックアップして消失に備えたり、漏えいが起こらないような取り扱い方法を定め、運用する事が大切です。

    3.故障パソコンからのデーター保全方法(概要)

    筆者のパソコン修理ビジネスで実際に採用している故障パソコンからのデーター保全方法の概要です(データ漏えい防止方法については、ここでは説明しません)。

    方法のいくつかは、専門知識を要する難易度が高いもので、失敗するとデーター消失や漏えい、パソコン破壊など危険を伴います。自己責任の下で行ってください。

    ここでは概要のみ説明しますが、専門知識があればそれで十分理解できる内容を含んでいます。もし説明内容が理解できない場合は、実行はお控え下さい。

    なお、ここでの方法は本来”社外秘”扱いです。ご質問やご意見にはお答えしかねます。

    故障したパソコンからのデータ保全方法 (概要)

    故障レベルにより方法が異なります。

    故障が軽度でWindowsが機能する場合

    • Windowsの機能を利用してデーターをUSBメモリーやCD/DVDに保存します。これは通常のWindows操作なのでどなたでも行えます。

    故障レベルが高くWindowsが起動しない場合の対応

    • Windows機能が利用できないので、特別の対応が必要です。
    • 電源を切った状態で電源ボタンを押すと同時に”F8キー”をトントントントンと連打します。画面に黒いバックに白文字のメニューが表示されたらF8キー連打を止め、上向き↑または下向き↓矢印キーで”セーフモード”を選択し[ENTER]キーを押します。この操作でセーフモードでWindowsを起動できる可能性があります。
    • セーフモードでWindowsが起動すれば、通常操作でUSBメモリーやCD/DVDにデーターを保存できます。

    故障レベルが高く工夫してもWindowsが起動しない場合

    ここでの方法は、間違えるとデーター消失の危険があります。専門知識がある方のみ行って下さい。また実行には、専用治具や専用ソフトおよび作業用のパソコンが必要です。

    Windowsが全く起動しない場合は以下の段階に沿った手順でデーター保全を試みて下さい。

     難易度1: CD起動のバックアップ用ソフトで記憶装置を
            バックアップ
            バックアップしたデータの保存先には、USB
            メモリーなどを指定
            場合によってはデーター復元ソフトも併用

     難易度2: LINUXなどCD起動のOSでパソコンを起動し
            OS操作でデータをUSBメモリーに保存

     難易度3: パソコン内部からハードディスクを取り出し、
            USB変換ケーブルで作業用パソコンに接続し
            データーを抜き取りUSBメモリー等に保存

     難易度4: 取り出したハードディスクを作業用パソコンの
            内部バス(IDEまたはSATA)に直結し、2台目
            のハードディスクとして認識させ、データーを
            抜き取りUSBメモリー等に保存

    作業は上記の説明内容が理解できる専門知識を持つ方のみが、危険性を理解した上で、自己責任の下で行ってください。

    4.プリンターの故障修理について

    プリンターの世界では故障修理は既にお勧めできない状態です

    プリンターの世界では大規模な低価格化が進み、今や故障修理は”全然”見合わない状態になっています。

    どんな小さな修理でも、送料込みで1万円近く修理代を請求される可能性があるのに対し、満タンのインクカートリッジ(出荷用)一式と一年保証が付属する新品プリンターは、1万円以下(5千円以下もあります)で販売されています。

    この状況を考えると、プリンターはどんな故障でも修理はしないで新品買い替えがお得です。

    例外として、プリンターの高級機種や、プリンターの廃棄に高額な料金がかかる場合、故障したプリンター用インクを大量に買い貯めしている場合(新しいプリンターでは古いインクは使用できない)など、修理した方がメリットの場合もあります。

    この場合もパソコン同様に”妥当な修理代”グラフを適用できるので、修理か新品買い替えの判断に利用して下さい。

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    2011年9月26日 (月)

    フィンランド お得なデータ定額プリペイドSIM Saunalahtiを使ってみた

    今フィンランドに来ています(2011年10月)。今回は首都ヘルシンキと、更に北に約500km上った”オウル市”に合計約2週間滞在予定です。渡航目的は個人的な用事で、NOKIAとは関係ありません。
    Sdscf0052

    モバイラーとしてフィンランド到着後、まずやらなくてはいけないことは、モバイル通信手段確保です。これはプリペイドSIMの購入と言うことになります。

    フィンランドのプリペイドSIMについては、低価格で高速のデータ通信定額サービスを提供する地元キャリアELISA社のSaunalahtiPREPAIDがお得との情報をブログで得ていたので、今回ヘルシンキ国際空港到着直後に入手しました。

    空港でプリペイドSIMを販売している店は2つあり、1つ目はターミナル2(国際線ターミナル)1階到着ロビーのツーリストインフォメーション隣の店舗、2つ目は同ターミナル2階出発ロビーのエスカレータ登ったすぐ左のキオスクです。
    Sdscf0071_2

    空港は非常にコンパクトなので、どちらの店も直ぐに発見できると思います。

    目的のELISA社SaunalahtiPREPAIDの空港内での販売は、2階のキオスクのみでした。価格は6ユーロ。今回データ定額を申請するので、20ユーロのリチャージカードも同時に購入しました。
    S20110925_092413

    • その後ヘルシンキ中心部で調べた結果、どこのキオスクでも本SIMを販売している様子でした。

    SIMを使用するまでの流れは次の通りです。

    0.準備 : スマートフォンのデータ通信を禁止してからSIMを装着

    スマートフォンは特に操作をしなくても勝手にデータ通信を行うため、購入したSIMを装着する前にデータ通信を禁止しておかないと、SIMを開通した途端にデータ通信を開始して、通信料を発生させてしまします。

    今回はデータ通信にお得なデータ定額を適用する予定ですが、データ定額は申請方式なので、申請前にデータ通信料が発生すると無駄になる可能性があります。

    スマートフォンのデータ通信を禁止する手順は次の通りです。

    • i > アプリケーション画面で 設定 → 無線とネットワーク → モバイルネットワーク
         の順番にタップし”モバイルネットワーク設定”画面を表示させます。
    • ii>  ”データ通信を有効にする”の右側のチェックを外します。

    データ定額を利用しない場合は、行う必要のないステップです。

    1.アクティベーション( 開通 )

    電源を切った状態で、SIMをスマホに挿入し、電源を入れるとPINコードを求められるので”1234”を入力するとアクティベーションが完了します。この時点で音声通話とSMSが利用できるようになります。

    電話番号は、SIMカードのプラスチック台紙の裏に記載されている番号です。

    PINコードは、SIMのプラスチックの台紙の裏に書かれている値”1234”でOKですが、正しく’1234’を入れた後は自由に変更できます。またPINコード入力をしなくい設定もできます。

    • PINコードは、スマホの電源を入れる度に聞かれるので、自分の好みの値に変更しておくのも良いかもしれません。

    2.言語の英語化

    これから行う操作では、携帯電話通信会社とSMSの送受信で行います。但し、何もしない限り日本人に全く馴染みのないフィンランド語でSMS通信を行わないといけなくなるので、フィンランド語より少しは馴染みのある英語に言語を変更しておきます。

    言語の英語化は、SMSで18258宛に”ENGLISH”を送信します。しばらくすると英語化完了を伝える英語の知らせがSMSで届きます。

    Sc20110924172020

    Sc20110924172038

    3.チャージ

    チャージカードに印刷されている番号を次の書式で18258にSMSで送信します。

    • SMS宛先 18258
    • SMS内容 ”Load 番号”(例:チャージカードに記載された番号が”1234567890”の場合 Load 1234567890)

    しばらくするとチャージ完了と残高を知らせるSMSが届きます。
    Sc20110924172518

    Sc20110924172855

    4.データ定額の申し込み

    データ通信は、データ量に関係なく一日の利用料が自動的に1.9ユーロの上限に制限されるため、3日以内の滞在なら(1.9×3日=5.7ユーロ)SIMに含まれる6ユーロのチャージだけで高速(4Mbps)データ通信が3日間使い放題できます。

    今回筆者は2週間滞在予定なので、更にお得なデータ通信定額サービス(7日間データ定額:6.9ユーロ)を申請しました。この場合、あらかじめ6.9ユーロ以上にチャージを追加しておく必要があります。

    7日間データ定額の申請は、SMSで15020に”DATA7”を送信します。
    Sc20110924173946

    本SIMのデータ定額サービスは3種類あり、いずれも15020宛にSMSで申請します。それぞれのサービス内容と申請方法は次の通りです。

    • SMS宛先 15020
    • SMS内容 
    • DATA7     7日間データ定額(速度最大4Mbps、価格6.9ユーロ) 
    • DATAMEGA  31日間データ定額(速度最大1Mbps,価格19.8ユーロ)
    • DATA31    31日間データ定額(速度4Mbps。価格29.8ユーロ)

    申請が受け付けられるとその旨がSMSで通知されます。
    Sc20110924174049

    • 本データ定額サービスについては、SIM付属の説明書には一切記載がありませんでした。知らないと全く恩恵に預かれない貴重なデータ定額の情報は、筆者が複数のブログから得たものです。
    • 有益に情報があるのに、知らされない事は、海外では良くある点を考えると、改めて海外モバイルにおける情報収集が重要性を認識する次第です。
    • このような説明書にも書かれていない貴重な情報をブログで発信して頂いた先人のご厚意に感謝します。

    5.データ通信設定

    スマートフォンのデータ通信禁止を解除した後、データ通信の設定を行います。

    データ通信禁止の解除

    • i > アプリケーション画面で 設定 → 無線とネットワーク → モバイルネットワーク
         の順番にタップし”モバイルネットワーク設定”画面を表示させます。
    • ii>  ”データ通信を有効にする”の右側にチェックを入れます。

    データ通信設定

    • 筆者のスマートフォンでは、SIMを挿入しただけでデータ通信の設定は
      自動的に完了していました。自動でデータ通信設定が行われない場合
      の設定項目は次の通りです。
    •  データ通信設定項目
    •   APN     internet
    •   ユーザー名 指定しない
    •   パスワード  指定しない
    •           (写真参照)

    Apnsettingfin

    6.データ通信速度の評価

    写真は土曜日の夜間、ヘルシンキ中心部での計測結果です。日中混雑する時間帯はかなり遅く感じることがありましたが、それ以外はまあまあの速度です。

    但し、一時期以上に通信速度が落ちたことがあり、よく調べてみると接続がEDGE(2Gのデータ通信方式)になっていました。その後Network ModeをWCDMA onlyに変更した所、このような状況に陥ることはありませんでした。

    Sc20110925034145

    ちなみに写真はヘルシンキ大聖堂です。フィンランドと言えばNOKIAですが、街の中でNOKIAの看板を余り見ないのが気がかりです(最近業績がわるいようだし・・・)。

    Dscf0183

    追記(2011-10-23)

    フィンランドの固定電話からの通話料は高額で、市内通話は最低3ユーロ(318円)+時間料金、国際電話は最低5ユーロ(530円)+時間料金と驚異的です。

    またホテルの客室の電話には、通話料に交換料など50%~150%のチャージが上乗せされるとの情報があり、使用しないのが無難です

    一方、6ユーロで購入したSaunalahtiPREPAID SIMでは、正確な通話料は現在調査中ですが、ヘルシンキやトゥルクから共に500km以上の市外通話を数回(合計7分程度)利用しましたが、6ユーロの残高はゼロになりませんでした。

    この点からもSaunalahtiPREPAIDはお得との結論です。

    注:SaunalahtiPREPAIDの通話料は、付属の説明書やELISAのホームページに記載がないため現在調査中です。

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